- Q. 志望動機
- A.
株式会社博報堂の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社博報堂のレポート
公開日:2021年1月20日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
- 大学
-
- 慶應義塾大学
- インターン
-
- 江崎グリコ
- 合同会社ユー・エス・ジェイ
- 日本生命保険相互会社
- ニトリ
- 味の素冷凍食品
- フィッツコーポレーション
- 花王カスタマーマーケティング
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- 資生堂
- 三井不動産商業マネジメント
- 第一生命ホールディングス
- 三菱UFJ銀行
- 野村不動産
- 東急不動産
- レバレジーズ
- 三菱UFJ信託銀行
- 東京海上日動火災保険
- 三井住友信託銀行
- 電通グループ
- 楽天グループ
- 味の素
- 東日本電信電話(NTT東日本)
- 入社予定
選考フロー
企業研究
企業研究で行ったこと:採用ホームページの社員インタビューを熟読して、自分の心に響いた部分を抜き出したノートを作った。また、インターネットを使用して、博報堂と電通やアサツーディーケーなどの違いを自分の言葉で事実と感情的な面両方で説明できるようにした。
もっと調べておけばよかったこと:OB訪問をどれくらいしたかを、最終面接で聞かれた。私は数としてはあまりしていなかったため、もっとたくさんの人に話を聞いておけば焦らなかったと思う。
やってよかったこと:かなり深くまで自分が何をしたいのか、それを実現するためになぜ博報堂なのか、今までにはどういう経験をしてきてその行動に一貫性はあるかを言語化しておいた。面接で聞かれることが多かったため役立った。
志望動機
志望動機は自分の性格面・就活の軸との合致と、社員の方の雰囲気について、そして自分が実現したいこととそれを博報堂で実現できる理由について説明した。
性格面については、広告という幅広いものに関われる業種において自分の好奇心旺盛な性格を生かせること、就職活動の軸である人に何かを伝えられる仕事というものに合致していることを様々なエピソードを交えて説明した。
社員の方の雰囲気については、座談会やOB訪問を通じて感じた魅力を伝え、一緒に働きたい気持ちを前面に押し出した。私が感じた魅力としては、社員の方が熱い想いを持って仕事をされていること、正解がない中自由に挑戦していること、が挙げられる。
自分が実現したいことについては、職種まで詳しく指定して具体的に伝えられるといいとおもう。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年11月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたは一言で言うとどんな人ですか/学生時代頑張ったこと/あなたが博報堂,博報堂DYメディアパートナーズでチャレンジしたいことを教えて下さい。
ES対策で行ったこと
読む人にきちんと伝わるレベルのキャッチーさを目指すことを意識しました。キャッチーでもぱっと見で意味がわからなければ目に止まらないと思います。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年11月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 20代後半と30代前半の男性
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
論理的に、即座に一つ一つの質問に回答していくことで頭の回転の速さを示すことで評価してもらえると思う。
面接の雰囲気
かなり会話のテンポの速い面接でした。面接官の頭の回転がものすごく速く、広告に関するケース問題や過去の経験に対して矢継ぎ早に質問が飛んできました。
1次面接で聞かれた質問と回答
どうして想いを大切にしたいのか
想いを大切にすることが何か新しいことを生み出す全ての原点だと考えているから。
想いを大切にしたい、と思うようになったのは、いまでも忘れられない小学校三年生の劇作り大会の出来事がきっかけ。自分なりに想いを込めて作ったオリジナルなアイディアを、先生のところに持って行ったら先生のいわゆる大人のよくできたありがちな解釈を押し付けられて添削されて、何か新しいものを潰された気がした。すごく悔しくて、自分はみんなの想いを丁寧に読み取って大切にしたいしたいと思った。その後の経験としても、想いの形は様々で、原動力としての想いもあれば、表現方法としての想いもある。けど、なんにしても皆の想いを大切にすることで、チームとして今までになかったようなことを生み出せるし、足し算的ではなく、掛け算的な大きな効果を得ることができると考えている。
広告業界は今後どんな役割が必要になるか
広告事業にとどまらず、どんどん事業を多角化していく必要があると思う。
強みであるクリエイティビティで戦うマーケティング会社として、様々な分野で心を動かす役割を果たすため、どんどんクリエイティビティを世界に広めていくことが使命。
また、それにおいては国内にとどまるのではなく海外への積極的な進出も必要だと考えている。現に貴社はインドネシアなどへ積極的に生活者発想を広めているため、それを浸透させつつ他の国にも広げていく必要があると思う。
クライアント単体では、ただの宣伝、広報活動で終わってしまう施策を、より多くの人の心を動かすインパクトを持つものとして世の中に送り出すために、自社の持っている力を尽くすことが必要。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2020年12月
- 形式
- 学生6 面接官不明
- 時間
- 180分
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
テーマ
新しいビジネスの提案
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の果たすべき役割をしっかり見極めて実際に議論に貢献することができているかを見られていたと思う。必ずしも発言量が多いことが評価されるわけではない。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年12月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
志望度の高さを一貫して示すことと、一緒に働きたいと思ってもらえるかが評価されるための鍵だと思う。面接官全員が理解しているかを表情から確認しながら話を進めた。
面接の雰囲気
ここで初めての対面面接となった。
面接はかなりのスピード感で鋭い深掘りやツッコミが飛び交っていた。しかし圧迫ではなく笑いもある穏やかな面接だった。
最終面接で聞かれた質問と回答
博報堂で希望する職種と理由
ビジネスプロデュース職として、クライアントに寄り添い課題を解決し、企業と生活者、日本と世界をつなぎ、良いもので顧客の思いを動かす場を作りたい。
理由としては、二つある。一つ目は、自分の強みを生かすことができるから。自分誰かと誰かをつなぐ役割となって、チームで何かを生み出すことにやりがいを感じるし、それが得意。
これを活かしてやりがいを持って楽しみながら挑戦し続けられると考えている。また、クライアントからのオファーを最初に受けて、クライアントの声を直接聞き、社内に届けることができる点にも魅力を感じている。
二つめは自分が博報堂でやりたいことに一番直結しているから。博報堂で顧客と生活者が出会う場を作りたい。その最前線はビジネスプロデュース職である。
なんでもできるって言われたらどうするか
皆の心を動かすことが博報堂の使命である。そのため、心が動いたかどうかを目視化するようなイベントを行うのが面白いと思う。そのイベントではドキドキ指数を図るなどして、同じものにドキドキした人が他にドキドキしたものを見ることができたり、同じような感性を持つ人と出会えるきっかけを作る。
また、他にはその心が動いたデータを収集することは、その情報をもとに新たな商品を開発したり、新たなコミュニケーションツールを開発することにも有効である。
人の近くで、よりその人たちが博報堂は自分のことをよく考えてくれるし知っている、と感じることができるようなイベントを開催することで、クライアント企業と博報堂両方のメリットになると思う。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
面接中から内定を出したら入社するかを何度か問われていた。その後の内々定の電話でも、入社の意思を確認された。
内定に必要なことは何だと思うか
企業研究をきちんと行い、他の人と差別化することを意識する必要がある。
また、選考を全体を通して、協調性や頭の回転、柔軟性などが重要視されていると感じ、面接官に一緒に働きたい、と思ってもらうように素直な自分で挑戦するのがいいと思う。下手に気取って知ったかぶったりすることは絶対に避けたほうがいいと思う。できすぎた自分を演じるのではなく、等身大の自分で、わからないことは素直にわからないという姿勢と、頭の回転の速さを示すことが大切だと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の中で一貫性を持った思いがあること。それをきちんと言語化して伝えられる力があり、予想外の質問にもその場できちんと論理的に返すことができる人が内定をもらっていると思う。私も突拍子もない質問にかなり焦った部分はあっても、同様は見せず、面接官と会話を楽しむ気持ちで返答した。
内定したからこそ分かる選考の注意点
グループディスカッションがES,一次面接を通過してきた優秀な人たちしかいないにも関わらず、かなりの倍率であるため鬼門である。しかし最終面接も意思確認ではなくきちんとした選考のため、ここでも倍率は例年3倍程度らしい。気をぬくことなく全ての選考に全力を注がなければならない。
内定後、社員や人事からのフォロー
人事の方から何度か電話をいただける。内定者の座談会が開催される。
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博報堂の 会社情報
会社名 | 株式会社博報堂 |
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フリガナ | ハクホウドウ |
設立日 | 1895年10月 |
資本金 | 358億4800万円 |
従業員数 | 3,711人 |
売上高 | 3091億600万円 |
代表者 | 水島正幸 |
本社所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂5丁目3番1号 |
電話番号 | 03-6441-8111 |
URL | https://www.hakuhodo.co.jp/ |
採用URL | https://hakusuku.jp/recruit/ |