パナソニック株式会社のインターン体験記
2019卒 パナソニックのレポート
- 2019卒
- 2017年08月
- WORKSHOPタイプ
- 5日
- りそな銀行
- パナソニック
- デンソー
- 三井住友海上火災保険
- 神戸大学
インターンシップ参加前
インターンに参加した理由を教えてください。
ゼミの先輩がこの会社に就職しておりインターンをお勧めされたから。先輩によると本採用でもインターン生が多数いるため何かしら有利になると思うと聞き興味を持った。また、メーカー就職に興味があり今勢いのあるパナソニックもぜひ見てみたいと思ったから。
受ける為に準備したこと、また合格に繋がったと思うことはありますか?
- はい
- いいえ
インターンシップを受ける為の準備の具体的な内容を教えて下さい。
エントリーシートは分量が多かったためゼミの先輩やエンカレ、キャリアセンターの方などに添削していただいた。2次選考はGDだったが、特に対策はしなかった。積極的に発言して、ずれたことさえ言わなければ通ると思う。
選考フロー
書類選考 → グループディスカッション
グループディスカッション 通過
テーマ
衰退してしまった商店街を再生するための提案
進め方・雰囲気・気をつけたこと
事前に資料が用意されており、それを読み込んだ上でディスカッションを行う。全体で2時間程度の長丁場のため時間配分が重要である。また、面接官は各班につくわけではなく歩き回っているため、ある程度意識しておいた方がよいと思う。選考のポイントは積極的にディスカッションに参加できているか、程度のものであると思われる。書記として十分に役割を果てしていたがほとんど発言の無かったメンバーは落選していた。
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 淀屋橋の貸会議室
- 参加人数
- 40人
- 参加学生の大学
- 関関同立がボリューム層だと思われる。そのほか、京大、阪大、名古大、神大など。
- 参加学生の特徴
- 意見の主張が強くあまり論理的ではない人も多く見受けれらた。優秀なリーダーが班にいないと厳しいインターンとなるかもしれない。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
パナソニックの製品を使った戦略立案・新規事業立案
前半にやったこと
初日は、マナー研修とパナソニックの経営理念について学んだあと「事前に課題をまとめる」というグループワークを行う。発表は各班でメンターに行うのみ。2日目は「3種のモデルカーのうちどれを選定するか」というグループワークを行う。こちらもメンターへの発表のみ。
後半にやったこと
3日目、4日目は各班ごとに課題を選んで取り組む形式であった。私たちは「パナソニックの製品を使ったスマートタウン実現の戦略立案」のグループワークを行った。4日目の最後に商談形式で人事部の方へ発表を行った。貸し出されたパソコンでスライドを作り、それを印刷したものをもとにして人事部の方へ提案を売り込むという形であった。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書
人事部
優勝特典
パナソニック関連の製品(電球など)
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
人事部の方に評価軸の選定基準をきちんと説明するように指摘されたこと。自分たちが曖昧なままにしておいたところを指摘されさすがだと感じた。また、単に評価軸自体の示し方にも様々なバリエーションがあることを具体的に教えていただき考え方の幅を増やすことができた。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
前半は皆がそれぞれ好き勝手にアイデアを話すばかりで全く論理的ではない議論が続くのが苦痛であった。班メンバーは当日の抽選で決まるため、アイデアベースで考える学生が固まったためと思われる。1人で議論の方向性を修正せざるを得ず、相当に苦労した。後半は後半でアイデアに乏しい学生ばかり集まって中々議論が進まず苦労した。こちらも班メンバーを抽選で決めた弊害だと思う。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
パナソニックのような技術に立脚している会社において文系・事務系社員が果たす役割について具体的に理解することができたと思う。また、「戦略立案」という仕事において、自社だけではなくすべてのステークホルダーについて考える姿勢というのはどこの会社たおいても役立つものだと感じた。
参加前に準備しておくべきだったこと
インターン前に事前課題としてパナソニックの製品について理解するよう求められる。インターン中も深く関わってくるのでノートにまとめるなどしておくと役に立つと思った。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
パナソニックは「人」に重きを置いた会社であるというのはよく言われているが、インターンに参加して実際にそれを感じたため。スマートだが情熱的で面白い人が多いという印象を持った。自分もこんな人たちと仕事ができれば楽しいだろうなと思うことができたため。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
夏だけでも300人程度の学生が参加しており、インターン参加のみでの特別な評価はないと思うから。ただ、インターン中に学んだことを自分の中で整理して志望動機に活かすことができればほかの学生よりも有利にはなると思う。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
具体的に接触あったという話は聞いたことがないが、インターン中評価シートを持った社員さんが歩きまわっているので何かしら評価はされていると思う。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
自分の父や親族がみんな金融業界で働いているため、自分も金融業界が第一志望であった。特に銀行員であった父の影響で金融の中でも銀行への志望度が高かった。銀行の中での志望はあまり絞っておらず、メガバンクから地銀、政府系金融機関など幅広く見ていた。ただ、できるだけ転勤を避けたいという思いがあったので地銀の志望度はやや高かった。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
金融業界を第一志望にしていたが、メーカーに関しても幅広く見ていきたいと思うようになった。自分は分析的な作業が好きなため、戦略立案という仕事は非常に魅力的であると感じた。また、そのような仕事は金融よりもメーカーの方が多いのではないかと考え、金融を第一志望にすることはやめた。また、業界で仕事を探すのではなくて職種で仕事を探すのもありかもしれないと感じた。