17卒 本選考ES
SE職
17卒 | 東京工業大学大学院 | 男性
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Q.
このキャリアフィールドで実現したいこと、および実現する場として当社を志望する理由を教えてください。500字
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A.
私はテクニカルエンジニアとして貴社の基盤サービス本部に所属し、上流工程からシステム基盤設計に携わり多様なお客様に対してソリューション提供を行いたいと考えています。貴社では業界の中でも特に豊富な顧客層を有しており多様な仕方で社会に貢献ができるものと考えています。また私は技術革新についていくことで自分の成長を促したいと考えています。貴社のような高品質なシステムの構築に関わることで最新の技術知識が必要となり業務を通して習得していけるものと思います。 中でも特に私が興味あるのは「データマイニング自動化ソリューション」のシステム基盤構築です。私は学部時代から大学院にかけて人間行動に興味があり理論研究を重ねてきたこともあり、データ分析構築に興味があります。その際貴社の強みである「トータルソリューション」が活きてくると思います。社会・産業の予測をし、業務改善の為にはどのようなデータ分析が必要となるのかのコンサルティングから入り、それを実装することでお客様にとって最適なシステムが構築できるものと考えています。 続きを読む
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Q.
現在の研究テーマやゼミの内容、もしくは学生時代に最も力を入れて勉強したことについて説明してください。 自分ならではの創意工夫をした点、自身にとっての気付きについても、具体的にお書き下さい。 (500文字以内で簡潔に記入してください)
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A.
私の修士論文における研究分野は、“協力の進化”という分野で、中でも“相互扶助制度”に関する研究を行っております。これは集団から個人に対する協力行動の研究であり、個人から個人あるいは個人から集団への協力行動といった既存の研究には見られなかった知見が得られると考えられます。 創意工夫した点としては、理論研究では明らかにできなかった“偶然”の要素をシミュレーションによって浮彫りにしたこと、当分野では疎かにされがちな現実社会との対応関係についても考察したことが挙げられます。 この研究で気づいたことすなわち研究結果としては、“間接互恵性”というメカニズムが個人から個人への協力行動のモデルに比べて、ここで扱っている集団から個人への協力行動のモデルの方が有効にはたらくことが分かっております。このメカニズムは、自分の他者に対する協力がその他者から直接返ってくるわけではないが、巡り巡って誰かから協力をしてもらえる、というものです。実はこの間接互恵性には何百通りもありますが先行研究を援用して検討すべきものを8種類に絞り効率的に研究を行えたことも工夫点であると思います。 続きを読む
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Q.
これまでにあなたが挑戦したことについて教えてください。 なぜそのような挑戦に至り、どのように困難を乗り越えようとしたか、周囲にどのような影響を与えたかについても、具体的にお書きください。 (500文字以内で簡潔に記入してください
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A.
私は分野横断研究ができる大学院に入学し、修士論文とは別に廃棄物処理に関する共同学際研究に挑戦しました。 私はよくある“文系”“理系”という自分の可能性を狭めてしまう態度に不信感を抱いていました。課題解決には専門に限ったアプローチをするのではなく、それに必要な知見ならば専門に囚われず積極的に取り入れるべきだと常々思ってきました。私はそれが実現できる専攻に入学し、指導教官を含めた3人の研究者によって始められていた共同学際研究のチームに加わることになりました。 このような取り組みは私の理想ではありますが、それだけに困難も付きまといました。それはそれぞれの研究者の元々の専門によって考え方が異なることでした。その場合扱う課題に対して適切な考え方を採用する必要があります。私が研究に加わった際、研究チームの方々が私の専門分野の概念を他分野の考え方で捉えてしまっており、それを私が指摘し研究の方向性を変更するに至りました。 それ以来私は院生でありながら周囲に研究者として認められ、他大学に研究者としてセミナーに招聘されたり他の研究でも指導教官から信頼され一任されたりすることが多くなりました。 続きを読む