22卒 本選考ES
システムエンジニア
22卒 | 東京都立大学大学院 | 男性
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Q.
学部 研究内容
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A.
まず、研究の主軸となる3つのフェーズ「集音」「解析」「識別」を確立しました。「集音」は、電波音波無響室において、人間の不可聴音域まで録ることのできる〇〇音響システムを用いた対象音の集音にあたります。次に「解析」は、得られたデータの音響的特徴解析を行います。最後に「識別」は、解析結果から物体を識別し、実生活へ応用するものです。 本研究ではまず計測対象の〇〇に対して、その〇〇による個体識別に向けて上記のシステムによる集音を行いました。その解析結果より〇〇には、「〇〇すること」「〇〇を持つこと」の2つの特徴が明らかになりました。これらの特徴から、〇〇の個体差を定量的に表し、人間が個体識別できることを示しました。こうして人間の聴力を超える範囲の音情報を可視化することで、音の新たな活用方法を提案しました。 続きを読む
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Q.
修士 研究内容
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A.
現在は学部時代の「集音」「解析」「識別」の3つのフェーズの適用範囲を広げる形で詳細を検討しています。 識別対象として新たに〇〇を追加し、この〇〇音が持つ音響特性から種類を識別するテーマに取り組みました。まず〇〇の識別に取り組み、そして〇〇と類似する〇〇に対しても、音響特徴による識別が可能であることを示しました。次に機械学習による分類を用いて、3つのフェーズのうち、「解析」、「識別」のフェーズを自動化するようなシステムを構築しました。このシステムに判別したい音データを入力した後は、機械学習の前段階にあたる解析・データ処理と、機械学習による識別を自動で行います。これにより、膨大な量の音データが短時間で識別可能となります。以上から、〇〇音響計測の有意性を示し、膨大化するセンシング情報の収集・解析による実生活への応用の一手法を提案しました。 続きを読む
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Q.
得意な科目
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A.
私の得意科目は〇〇です。この科目は、フーリエ変換とデジタル信号処理を基礎知識とし、波動現象のプログラミングやその解析手法について、技術計算言語MATLABでの実装を学ぶ演習科目です。この中で私の研究活動と繋がる点としては、音波をターゲットとした集音・信号処理・データ解析です。電波音波無響室と最新の音響計測を組み合わせることで、従来よりも高精度のデータを得ることが可能となります。こうして得られた信号を時間領域およびフーリエ変換による周波数領域の2つから解析し、物理モデルから最も適切な信号処理を行うことで、解析対象の新たな音響的特徴を発見することを目標としています。その後に私は、この新たな特徴を実世界で活かす形に変換する応用を検討しています。機械学習を用いることで、様々な物体識別の自動化や非接触非破壊検査を可能とします。 続きを読む
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Q.
ご自身のPRになることや、強みが伝わるようなエピソードをご記入ください。
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A.
私が持つ武器は、自分の知識や経験を相手が納得できる形で伝えるために、相手の前提や考え方を十分に顧慮できることです。 私は飲食店アルバイトで時間管理責任者を務めており、中でも私が注力していることは、最適なお客様対応を行えるよう、「傾聴」「理解」「納得感」を重視した従業員教育です。接客品質や対応方法が人により異なることが原因で、最も重要であるもてなしの意識の徹底がされていない課題の克服を目標としました。重視した3つのプロセスの中でも、「納得感」を特に心掛けました。中でも外国人留学生は、彼らの国の文化と考えがベースです。そこで我々と異なる価値観をふまえた、彼らの考えを発展させる形で指導することで押し付けでない納得感を持って取り組んでもらえました。さらに彼らとは勤務時間外で食事をする関係となり、こうした丁寧な指導は信頼関係の構築に結び付きました。 続きを読む
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Q.
学生時代最も力を入れて取り組んだことについてご記入ください。
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A.
私は研究活動に最も力を入れて取り組みました。ここから、周囲のサポートを得るための2つの大事なこととして、自身の知識や経験を増やすことと、それを異なる背景を持つ相手が納得するように伝えることを学びました。 私の研究室では、自身のやりたいテーマが尊重され、各個人で専門領域を確立するケースが主です。そこで他の分野で研究するメンバーがサポートを快諾できるような知識の収集と伝え方を心掛けました。 私は研究室に配属間もなく、過去に失敗した〇〇を集音する実験に再挑戦しました。私は失敗の原因を、当研究室で知見の少ない〇〇や〇〇と特定し、これを克服するために〇〇の基礎知識を理解することから始めました。 具体的な改善点を発見後、集音実験に専門性を持つ先輩に対して、相手と私の知識を結びつけるように説明しました。その結果、研究の実現性を理解された上でご協力いただき、必要数のデータのサンプルに成功しました。 続きを読む
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Q.
当部門を志望する理由について、入社してからどのようなkとおをやってみたい・実現したいのか、またそれはなぜかについてご記入ください。
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A.
私の志望理由は、貴部門が担う役割に魅力を感じているからです。将来のモビリティ社会に向けて、「膨大なセンシング情報とその可視化・実用化」の視点からソリューションを提供していることが、私の研究活動との共通点であり、今後も取り組みたいと考えています。 入社した暁には、コネクテッド基盤技術に強みを持つ貴社において、私が学んだ研究プロセスを活かしてシステム開発したいと考えます。特に挑戦したいことは、クルマと街の相互通信や遠隔操作による、指定位置への配車や走行中の車両乗り換えを可能とするクラウド基盤づくりです。 これに取り組みたい理由は、クルマの「移動時間の自由度」と「パーソナルスペース」という価値をさらに高めて、クルマをこれからもワクワクできる乗り物としたいと考えるからです。以上から、貴社のICTソリューションというMaaS社会で求められる中核技術の領域で貢献したいと考えております。 続きを読む