17卒 本選考ES
技術系総合職
17卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
貴方らしさが最も現れた出来事を小学校、中学校、高校生、大学生の各年代順に簡潔に書いてください。 800文字以下
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A.
目標に向かって粘り強く努力するところに私らしさがあります。 小学生の時、私は習い事でスイミングスクールに通っており、最も得意で好きだった平泳ぎの100mで誰よりも早いタイムを出してやろうと努力していました。そして実際スクールの中でトップのタイムを取り、平泳ぎに絶対の自信がつきました。 中学生の時は卓球部に入り、部内一の実力をつけようと努力していました。毎月校内で総当たり戦が行われ、毎回1位になっていました。しかし、他校が集まる大会に出ると実力を発揮できず、毎回地区大会で負けていましたが、県大会に出るという目標を掲げ練習に励み、最後の大会でなんとか県大会まで進出することができました。 高校生の時は勉学に励み、3年生の時は学校が終わるとすぐに市の図書館へ行き、志望校である名大にトップで合格するため毎日閉館時間の夜9時まで勉強していました。おかげで成績は伸び、夏には京大A判定、名大オープン模試で学科1位をとることができました。 大学生の時は勉強とサークルとバイト全てを両立できるよう努力しておりました。勉強に限って言えば、学部時代の成績は130人中6位を取り、また大学院に入ってからは去年米国で開かれた国際学会で研究発表するべく研究活動に尽力してきました。そこで発表するには実験結果をのせた論文を提出し、厳しい査読審査に合格する必要がありました。またその学会は私の研究分野ではトップレベルなため修士1年で発表するのは困難と言われていましたが、挑戦しないのは嫌で、院で研究する以上結果を出しそれを世界に発表したいと考え1年間研究に没頭しました。実験が上手くいかず諦めかける時もありましたが、そんな時は諦めたら諦め癖がつくと思い粘り強く取り組み、なんとか結果を出すことができました。そして論文審査に合格し、無事に研究発表を達成しました。この経験から高い目標を達成できる自信を得ることができました。 続きを読む
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Q.
貴方の強みや得意なこと、研究成果などを具体的に教えてください。 800文字以下
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A.
私の研究は、半導体チップ上で細菌やウィルスなどの病原菌を高速かつ高感度に検出できるセンサを開発することです。半導体チップは1枚数百円と非常に安価で、大きさは1cm角と小さく、このセンサを開発できれば、だれでもどこでもすぐにウィルス診断ができ、食中毒の防止や在宅での病気診断など幅広く応用することができます。 研究の流れは、最初に欲しい性能が出せるよう回路の仕様を決定し、次にCADを用いて回路設計を行い、今は完成したチップを使って細菌の検出を行っています。私はこの研究の中で、強みである「目標を達成するまで物事をやり抜く強い意志力」を発揮し、トランジスタ数が200万個という今まで設計したことのない大規模な回路を、わずか1か月で設計しました。研修で設計したのがトランジスタ10個程度の回路だったので、これほど大規模な回路の設計など不可能のように思われました。さらに教授から1か月という期限が言い渡され、大きなプレッシャーがありました。しかし、土日を全て返上し取り組む時間を最大限に増やすこと、また効率のよい設計手順などを教授や先輩から吸収しそれを実践することの2つを行うことで、なんとか期限内で設計をやり遂げることができました。また、完成した半導体チップを用いて実験を行い優れた結果を出すことで、今では国際学会3件、国内学会3件で発表するに至りました。さらに、私はいつも研究室での進捗報告の前や学会で発表する前に発表練習を繰り返し行い、また多くの学会で発表する中で、資料作りのスキルとプレゼンテーションスキルを高め、学内の専攻の修士論文中間報告会では優秀賞を取ることができました。 続きを読む