20卒 本選考ES
ITコンサルタント
20卒 | 東京海洋大学大学院 | 女性
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Q.
貴方らしさが最も現れた出来事を小学校、中学校、高校生、大学生の各年代順に簡潔に書いてください。
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A.
小学校:字を自分の納得できる綺麗な状態に書くことを目標にしており、毎日学校から帰ったら、漢字ドリルを片手に3、4時間、字の練習をしていた。そのお陰か、書道を習った経験はないが、毎年地域の硬筆・書初め大会で賞を頂いた。 中学校:新しいことに挑戦したいと思い、管弦楽同好会に入部してバイオリンを始めた。元々ピアノを習っていたが、自分で音程を作り出す楽器を演奏したいと思い、バイオリンを選んだ。それまでの経験とは全く異なるもので、演奏には大変苦労したが、毎日練習を積み重ね、経験者ばかりの中に混ざり、演奏会で全曲演奏させてもらうことができた。 高校生:日本の高校に編入した時、その学力の差を埋めるために毎日人一倍勉強した。高校生活の半分をイギリスで過ごしたため、専門用語の和名がわからない上、そのレベル差も歴然であった。編入後最初の化学のテストは、準備も間に合わず一桁の点数であった。その悔しさをバネに一から勉強しなおし、半年でみんなのレベルに追いつくことができた。 大学生:受験の失敗という挫折を克服した瞬間である。当初は心底落ち込み何も手につかなかった。だが、人は置かれた場所で咲く努力をしなければならないと思い、一度やると決めたことは最後まで責任をもってやり抜き、後悔のない自分になるよう行動した。その一つが所属した「うみがめ研究会」での活動である。最後までその活動をやり抜き、国際学会での発表という大きな結果を出せたとき、自分がその挫折を新しい環境に挑戦するチャンスに変えられたことに気が付いた。 続きを読む
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Q.
貴方の強みや得意なこと、研究成果などを具体的に教えてください。
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A.
私の強みは一度取り組むと決めたことを、自分に責任をもって取り組めることである。現在私は遺伝情報を用いた海棲哺乳類の資源量推定をテーマに研究を行っている。直接観察法や個体へのタグ付けよりも、遺伝情報という恒久的なデータを用いることでバイアスを小さくし、また、より生態情報を活かした資源量の推定が行えると考えている。この研究は他よりも深い数学や統計学の知識が求められるうえ、遺伝学についてもある程度把握している必要がある。内容の難しさだけでなく、同様の研究を行う者が日本全体を見ても少ないため、自分の研究の方向が正しいのかわからず不安が多かった。そこで、海外の文献を積極的に集め、自分が主催する勉強会を開くことで、研究が独りよがりにならないよう、また自分のモチベーションを保つよう気を付けた。これまで何度か学会で発表をしたが、遺伝情報を使うという斬新な切り口に高評価を頂いている。 続きを読む
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Q.
これまでの人生を振り返って最も夢中になって取り組んだこと
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A.
学部時代に所属した、うみがめ研究会での活動である。ウミガメの産卵地や回遊地である島での研修や、胃の内容物調査、学会発表等の学術的な活動が主である。集団活動が主で協調性が求められるが、その上で、自分が何をしたいのか、どのように研究会に貢献するかを考える必要が常にあった。活動を円滑に進めることは容易ではなかったが、周りの意見を尊重しつつ、できる限り自分の意見の軸をもって発言した。また、その発言が無責任にならないよう、渉外係を務め、多くの人とコミュニケーションを取りながら会に還元するよう努めた。結果、その集大成として四年生の春、国際学会にサークルで参加させて頂き、自分がポスター著者として名前を載せ、これまでの研究成果を発表することができた。この経験で、自分の役割を自分で見つけ、自分の意見を発信すること、また最後まで責任感を持って物事に取り組み続けることの大切さ学ぶことができた。 続きを読む