【20卒】日鉄ソリューションズの冬インターン体験記（理系/SE）No.4251（北海道大学/男性）（2018/12/20公開）

システムの開発に必要なのはITに関する知識だけではなく、顧客の抱える課題を正確に分析し、求められている機能は何なのか、納期や予算の中でそれが実現できるのかという課題をある程度のスピード感を持って解決できる能力が必要であるということが分かった点。

ITに関する専門用語をもう少し調べてから参加すればよかった。そうすればグループワークの時間配分にもっと余裕ができたと思う。

実際にチームとして仕事を進めていくということへのイメージはできたが、実際のオフィスで開催されたわけでもなく、SEにとって不可欠であるシステムを実際に開発する部分に関しては全くと言っていいほど情報を得られなかったことがこの企業で働くということを考えにくかった要因だ。

まだまだこの業界に対する理解が深いとはいえず、どうしてこの業界で働きたいのか自分でも曖昧な部分が多く、今後その曖昧な部分をうまく説明できるように準備していかないと、詰めの甘さを見抜かれて内定を得ることは難しいのではないかと思うようになった。

志望度が上がった理由はこの会社の社員の人柄のよさである。当日は人事部の社員が3人とほかの部署の人が3人ほど来ていたが、いずれも人当たりがよく、一緒に働いてみたいと思えるような人ばかりであったからだ。業界としての志望度が変わったわけではないがこの会社の志望度が上がった。

とくにインターンに参加したことによる特典があったということはなかったと思う。しいて言えば、冬のインターンの選考の面接を確実に受けられるということぐらいだと思われる。

とくに企業の方からのアプローチはなかったが、その後に行われる冬のインターンの選考の面接の案内はしてくれた。

志望業界としてITコンサルやSIerを考えていたが、特にこだわりがあるということではなかった。基本的には勤務地が自分の希望に合っている会社を中心に考えていたので、そこの部分で融通の利くIT関係の業界に興味を持ったという程度である。ほかには商社や食品関係の会社、団体を見ているが、業務内容でいえばそちらの方が志望度が高い。

志望業界としてのSIerの変化は全くなかった。仕事内容として自分の興味関心のあるものではあるが、それ以上ではないと感じたからだ。一方で、企業としての志望度は上がった。これはワンデーにもかかわらず内容の濃いインターンで、複数の社員とかかわることができ、この会社の人材の魅力を感じることができたからである。