16卒 本選考ES
経営コンサルタント職
16卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
このキャリアフィールドで実現したいこと、および実現する場としてNRI(若しくはNRIセキュア)を志望する理由をお書きください。 (500文字以内で簡潔に記入してください)
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A.
私はNRIの経営コンサルタントとして、政府・官公庁の政策の立案・実行に携わりたいと考えています。特に、地域創生や社会インフラ、環境や防災、福祉など、人々の生活を底支えするプロジェクトへの参画を通し、持続可能かつより豊かな社会の実現に貢献したいです。 私は当初、国家公務員になることを志望しておりましたが、2つの理由から、現在はシンクタンクにより大きな魅力を感じております。 第一に、シンクタンクという立場からしかできない政策への関わり方が存在するためです。年功序列が色濃く残る官公庁にあっては、若いうちは政策の根幹の決定に携われる機会が少ないのに対し、シンクタンクでは比較的キャリアの長さに関係なく政策立案に携わることができます。また、シンクタンクでは自分で調査から立案まで手掛けられる点も魅力的です。 第二に、シンクタンクの方が真に合理的な解決策を提示できるためです。官公庁は社会問題を解決する立場でありながら、自らもステークホルダーの1つです。一方のシンクタンクは、問題自体に直接の利害関係を有さないため、問題を客観的に捉えることが可能だと考えます。また、分野横断的な課題に対し、縦割り組織の枠組みに捉われることはないため、柔軟な政策を生み出すことができます。 続きを読む
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Q.
「あなたがこれまでに乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、「大学で最も力を入れて勉強したこと」のいずれかを選び、具体的に教えてください。特に、自分なりにこだわった点や創意工夫した点を、その理由とともに教えてください。(400文字以内)
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A.
私が過去に乗り越えた最大の困難は、サークル運営における同期との対立です。私は国際問題の議論を行うサークルに所属し、副会長として1年間組織運営に携わりましたが、その際に一部の同期と運営方針を巡り対立し、一方的に辞任を要求されるほど関係が悪化しました。私たち執行部は反乱分子の追放も可能でしたが、あえて彼らを納得させ取込むことを決意しました。その際に重視したことは、「徹底的な対話」と「合理性の追求」です。安易な妥協や馴れ合いではなく、真の意味での相互理解を求め、時間の許す限り顔を突合わせて議論しました。また、対話においては、感情的な要素は除外し、運営方針に関する合理性のみを反し合うよう心掛けました。互いに理解し合うまでには長い時間がかかりましたが、結果としてサークルの運営は極めて優れたものになりましたし、互いに腹を割ってとことん話し合った経験は真の友情を生んだように思われます。 続きを読む
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Q.
あなたの考える企業の経営課題をひとつ挙げてください。また、その課題の原因と解決策について、あなたの考えを具体的に教えてください。(500文字以内) ※この設問も含め、記述内容は面談の題材として使用します。ご自身が議論し易い課題を自由に設定してください。過去の応募内容と重複しても結構です。 ※経営知識や情報の正確性は問いません。ご自身の考えと、その根拠をお書きください。
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A.
私が考える企業の経営課題は、人材流出です。人材流出の原因は「他社への期待」と「自社への不満」の2つに大別され、そのうちの一方もしくは両方を社員が抱くことによって流出が起こると考えます。2つは表裏一体であり、自社を基準にした相対的な評価であるため、ここでは対策可能な後者について言及します。自社への不満が生じる可能性のある要素を、労働自体とその他に分けて分析すると、前者については仕事内容や勤務時間、物質的職場環境および精神的職場環境(対人関係)、そして、それらから副次的に発生するワークライフバランスの問題などが不満の対象として考えられます。また、後者については評価や給与、待遇、福利厚生に関するものが想定されます。以上で示した人材流出の原因への解決策として、包括的なものは、社員へのカウンセリングの実施や平時の社員間のコミュニケーションの活性化です。個別の要因への解決策としては、所属部署・業務決定時の社員の希望・適正とのマッチング、裁量労働制やフレックスタイムの導入、残業の禁止、社内相談窓口の設置、外部専門家との連携、評価基準の明確化、直属の上司以外の第三者による評価などが挙げられます。 続きを読む