【学生の人数】1人【面接官の人数】4人【面接官の肩書】編集長/不明【面接の雰囲気】若手の方が進行してくれたので,話しやすかった。四対一なので緊張はしたが,雑談をはさみながら話かけてくれた。【編集部ではなくデジタルコンテンツ部だけれどどんなことがしたいか。】これからの建築を考えていくためには,建築にもともと興味のある人や専門的に学び,働いている人たちだけではなく,これまで関心をもって建築と接してこなかった人に興味を持ってもらうことが必要だと思います。雑誌という媒体はどうしても興味がない人には手に取ってもらいにくいという欠点があると思います。デジタルコンテンツで今までの建築にはない新しい切り口で多くの人に興味を持ってもらい,新しい市場を開拓していきたいです。具体的には新建築社の持つ建築に関するデータを地図に落とし込み,観光地の選択肢に建築を増やせるようなアプリを作ってみたいです。自分が観光に行く際,有名建築を見ようと思っていてもよく見落としがあるので,雑誌ではなく地図上で建築を検索できることは需要があると思います。【好きな建築,最近の気になった建築について話してください。】好きな建築は白井晟一の松涛美術館です。照明の演出や装飾性には非日常を感じるものの、スケールはこぢんまりとしており住宅街に溶け込む地元住民のための空間づくりを目指していると感じます。公募展や小中学校の展示を積極的に行っている美術館の経営姿勢にも設計者の想いが受け継がれていると考え、設計者、利用者、運営者と異なる立場の人々をつなぐ空間だと感じるからです。最近の気になった建築は,OMAのヴェネチアで行ったリノベーションです。異素材を組み合わせて空間を平面的な絵としてとらえることを意図されているように感じ,おもしろいと思いました。カルロ・スカルパも好きなのですが,ヴェネチアという土地であること,金属の使い方などから影響があるのかなと感じました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】好きなことがわかりやすくあることがいいと思ってもらえたところだと思う。建築だけでなく趣味については掘り下げられたので,広い分野に興味があることが重要だと思う。
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