【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】10年目のコンサルタント【面接の雰囲気】面談という名のものだったがエントリーシートに沿って面接の時にされる質問を矢継ぎ早にされた。しかし真顔でなぜなぜと聞かれた訳ではなく、また向こうとしても面談という体を意識しているためかそのような事はなかった。【志望動機を教えて下さい。】SIerの業界に興味があり、その中でも元々は自社の製鉄所のシステムを担当していたものの、現在では外販の割合を伸ばしているという点に興味を持ちました。また、規模の大きな製造業にも興味を持っていますが、それを支えているシステムも非常に重要なものであると考えたためです。仕事としてはSEにも興味がありますが、経営という視点からシステムの全体を俯瞰していくITコンサルタントを体験しておく事でより先のキャリアを見据えたいと考えています。注意した点は、SIerの中での違いを強調するために、説明会で繰返し言及していた経営について話に盛り込むようにした。しかしあまり効果はなく、むしろ逆効果であった可能性もある。【学生時代の活動について教えて下さい。】私は、震災のために困ってしまっている被災者の力になりたいと思った事をきっかけに、チャリティセミナーを主催しました。社会人とのチームで開催している全額寄付のセミナーの運営に参加するという形でボランティアを行っていくうちに、もっと自分にできる事があるのではないかという事と、自分には自身が中心となってプロジェクトを0からつくっていくような力を伸ばしたいという事、そして私の大学が都内の大学と比べ、特に就職活動に関して情報量の差が大きい事に問題意識を持つようになりました。同期や後輩、先輩に話をしてチームをつくり、メンバーの意向やできる事を聞き、分担を頼み、困っていることがないか確認しながら準備を進めていきました。私は無事に開催できるよう、講師の方や会場である大学、関係者の方々との調整を行いました。1000円という学生にとって負担に感じる参加費の設定や試験期間前の授業時間中といった開催日時のために集客が伸び悩みましたが、ブランドを傷つけぬようこれらの変更はせずに集客の取り組みを強化しました。メンバーに相談をしたり集客経験者にアドバイスを仰いだりし、メッセージの訴求ポイントを工夫する事や、ターゲットとなる学生が多く集まる場面で告知をする事、そして告知媒体を増やすといった事などの対策を実施しました。そして、毎回20名程度のセミナーへ50名もの集客を実現する事ができました。主体的に行動できる点が伝わるよう注意した。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】この会社のどのような業務に興味があるのか、また将来はどのようになりたいのかを強く聞かれた。そのため、職種理解やキャリアのビジョンが評価されていると感じた。また、SIerは顧客ありきのビジネスのため、ビジネス上の相手ときちんと対話ができるかという面も見られていたと思う。あとは質問のスピードが早く頭の回転も評価されていたと感じた。
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