16卒 本選考ES
戦略コンサルタント職
16卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
「未来のアクセンチュアに必要なDNA」で最も共感しているものは何ですか また、その理由を記述してください(400文字以上600文字以下) http://careers.accenture.com/Microsites/moving-forward-japan/dna/Pages/index.aspx
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A.
私は「チームワークの可能性を信じる」という言葉に最も共感します。それは、過去の私がチームワークの可能性を信じなかった結果、失敗を犯したためです。大学へ入学した当初の私は、幼少期より個人競技である水泳に取組んできたことや、大学受験をほぼ独学で成功に導いたことがあってか、自らの能力を過信している節がありました。サークル活動において、副会長として組織運営に携わることが決まった際も、「自分が一番仕事をできるのだから、他の人とやって足手まといになられるくらいなら全て自分でこなしてしまえばいい」と考えていました。しかしいざ運営が始まってみると、自分の能力の限界を理解していなかった私は失敗続きで、担当していたプロジェクトを崩壊寸前にまで追い込んでしまいました。ですが、そのような苦境に立たされた私に救いの手を差し伸べてくれたのは、私が軽視していた仲間たちでした。共同作業によって自分になかった着想を得ることが出来、仕事の効率も上がってプロジェクトは成功しました。過去の私でしたら、チームワークの結果は“1×人数”、もしくはそれ以下だと考えていたでしょう。ですが今の私は違います。一人ひとりが持つ知識・能力は量・質ともに有限ですが、複数の人が集まれば、それらが単純に増えるに留まらず、異なる知識や能力の間で「化学反応」が生じることもあり得ます。チームワークの結果は、“1×人数”ではなく、“∞”なのです。 続きを読む
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Q.
あなたが過去にチャレンジしたことの中で直面した最大の困難は何ですか また、それに対してあなたが何を考え、どう対処したか、 その経験が今どのように活かされているかについて記述してください(400文字以上600文字以下)
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A.
私が過去に直面した最大の困難は、サークルの運営です。私はサークルにて、1年間副会長として組織運営に携わりましたが、その際に同期と運営方針を巡り対立しました。対立は根深いもので、険悪な雰囲気を嫌った同期は次々に辞めました。私たち執行部は対立する同期を追放することもできましたが、「論理的に正しい主張を行う彼らを納得させたい」という意地や、何より「このサークルの下に集まった人との縁を壊したくない」という思いがあり、彼らと向き合うことを決意しました。その際、私たちが重視したのは、「徹底的な対話」です。安易な妥協の先にある馴れ合いではなく、対話の先に待っている真の意味での相互理解を求めました。意見を異にする同期とは、極力直接会ってコミュニケーションを取ることを心がけました。また、対話の際は、感情的な要素は排し、合理性のみを追求しました。自らの方針の修正を迫られることになっても、プライドを捨てて論理的に正しい意見は受容し、逆に相手にも同じことを要求しました。互いに理解し合うまでには長い時間がかかりましたが、結果としてサークルの運営は極めて合理的なものになりましたし、互いに腹を割ってとことん話し合ったことは真の友情が生んだように思われます。私がこの経験から学んだことは、「対話の重要性」と「一時の感情に執着せず大義を追求する大切さ」です。 続きを読む