【数字とストーリーの説得力】【20卒】日本総合研究所の夏インターン体験記（理系/IT）No.5642（東京大学大学院/男性）（2019/4/9公開）

いわゆる三大総研の１つということで応募した。野村総研・三菱総研・日本総研の違い
確かめるのが大きな目的である。また競合他社と比べて、ITコンサルの垣根が低いように感じたので、ITを体感しているのに適していると考えた。

ITコンサルの仕事に関しては、会社HP等より学んでおいた。またGDや面接マナーなとば確認しておいた。

GCMSと呼ばれるシステムを導入するにあたっての、方針を決める

1日目にやったこと

前半は日本総研の説明。後半はグループワークであった。GCMSと呼ばれるシステムを導入するにあたり、3つの方向性が示されていた。その中から1つ選択し、その戦略をより詳細に議論していった。

2日目にやったこと

引き続きグループワークであった。１つの戦略を定めた上で、その戦略を実際に実現するにあたり、多数のベンダーに何を依頼するか、予算面と工数面も一緒に考慮していく具体的なワークに取り組んだ。

3日目にやったこと

発表練習を行う時間はほとんどなく、課長とのパワポを印刷した形式でのプレゼンテーションを行った。その後前半の順位が発表され、午後は反省会&フィードバックタイムとなった。

課長

なし

細かな数字に対する質問が飛んできたときは、その発表全体を信用していないことが多い。まずストーリーを納得させた上で、具体的な数字でその納得度を上げるのが良いというフィードバックを頂いた。

時間がとにかくないこと。毎日残業申請をして行っていた。18時に終わるような内容ではなく、21時まで残ることを前提としたボリュームである。細かなところを気にしないといけないが、全体を考えると、思い切った進み方が大切であり、ビジネススピードを感じた。

SMBCグループの一員として、どのような事業を行っているのか理解が進んだ。要件定義が何なのかに関しても学ぶことができ、ITコンサルの仕事に関して理解が進んだ。企業風土などは感じることはできなかったが、時間が無い中どのように進めていくかというスピード感を学べた。

ITコンサルの仕事の進め方に関して。何も分からず取り組むよりは、どのように取り組んでいくのか順番くらいは知っておくとよい。

事業内容は分かったが、企業風土は分からなかった。実際に社員の方がどう働いているのか見る機会があれば良いのだが、あくまで会議室の中で学生しかいない環境でのインターンであったため、そこがもったいないと感じた。人事の方は学生の人数に対して、かなり少なく、面倒見が良いとは言えない。

内定が出るのか出ないのか分からなかった。インターン生のレベルを見ると、そこまで高いものではなかったため、内定は出そうではあるが、この業界に向いているかというと別問題である。ITに関する興味と、SMBCグループの案件だけに携わることは、私には向いていないと思った。

業務内容に単純に興味を持てなかったため。携われる案件もSMBCグループのみと限られているだけでなく、コンサル部門との連携がほとんどとられていないことから、大企業でありながら中小企業みたいな事業規模に満足はできなかった。安定感を求める人には良いかもしれない。

インターン参加者限定のルートは存在している。自身のキャリアに関して、日本総研の社員の方に相談する機会もあるので、比較的有利になるのではないか。選考時期も一般ルートより早まる。

特に業界を定めてはいなかったが、コンサルには興味があった。日系大手を中心にみつつ、外資系も少しではあるが応募した。その中でもコンサル・シンクタンクを携える日系の一社として日本総研は見ていた。AIやIoTに関するニュースが出回っている時期であったので、コンサル×ITとはどのような仕事なのか興味があったため応募した。

ITコンサルが自身には向いていないことと、事業内容の広さが自身にとっては大切であることを学んだ。コンサルの中でも、ITに特化するのではなく、ITも選択肢に入れられるような業界が好ましいと考えるようになった。
その一方で、Vpassなどのサービスに関しても、他社と比較して考えるようになり、ITコンサルに関する理解は進んだ。