22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
チームで物事に取り組む上で大切だと思うことは何ですか?ご自身の経験を踏まえて教えてください。
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A.
チームにおいては、仲間の意見を聞きつつ自身も積極的に意見し行動することで互いに刺激し合い、新しい意見やより良い視点を引き出すことが大切だ。この考えは、昨今のコロナ禍の中でも実感できた。大学建築学科では例年、学生有志による作品展覧会が開催されており、私はこの幹事を務めていた。しかしコロナ禍を受け、2020年は対面での展覧会開催が延期された。私は作品展のウェブへの転換を提案したが、当初は周囲の同意を得られなかった。そこで自らウェブ展示の試作を作成し提示したところ、徐々に周囲の理解や協力を得られるようになり、次第にウェブ展示に向けて皆で議論し動き出すことができた。最終的に、対面展示の面白みである偶発的な作品との出会いをウェブ上でも実現する、意欲的なウェブ作品アーカイブを完成させることができた。互いに意見を出し合い、各々の意見の長所を組み合わせたより良い提案を目指すことがチームワークの醍醐味だ。 続きを読む
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Q.
アフターコロナを見据えて当社が今後取り組むべきことについて、あなたなりの考えを教えて下さい
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A.
アフターコロナの社会においては、仕事と居住地の結びつきが弱まり、人々は勤務先までの距離よりも生活や余暇をどのように楽しむかによって居住地を選択するようになるだろう。その際、沿線で面的に住宅地やオフィス、商業・娯楽施設を擁する貴社の優位性は高いと考えている。これらの施設が、非常時には病院や支援拠点、あるいは交流の場などその時々で求めらる用途へ速やかに転換されることができれば、地域全体の危機に対する柔軟さや対応力がいっそう高まるだろう。コロナ禍においては、ホテルを病院の代替として活用するなど、想定外であった用途への建築の転用が見られた。このような非日常時の転用をまちづくりの段階で予め想定し準備することで、日常の生活を豊かにするとともに、非日常から日常への復帰を支援する。震災に対する事前復興のような考えを、より広範な困難に対して擁する建築や都市を実現させることが今後の課題であると、私は考える。 続きを読む