1次面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】面接官は第一印象から温厚な雰囲気の人で、口調も物腰の柔らかい感じでした。面接は、「今日はここまでどのようにして来ましたか?」等の雑談から入り、最後まで緊張をほぐす雰囲気を作ってくれました。【博士号を取得して研究者になろうとは思わなかったのですか。】私は、大学院入学時点では研究者を志していました。しかし、学外の研究会やイベントなどを通じて自らの実力不足を痛感し、これ以上の研究活動の継続は困難であると考え、就職活動へと進路を変更しました。それまでの私は基礎理論系の研究室に所属しており、研究内容もあまり社会に役立つことではなかったので就職活動には不安を抱えていましたが、大学の先生方に協力して頂き、途中から材料工学系の研究室へ所属を移動してモノづくりを実際に体験させて頂きました。このことが、メーカーや技術系の会社に就職する際の強みになるという励みになりました。また、家庭の事情で私が生活費を捻出する必要が出てきたことも進路変更を決意した理由の一つです。【学生時代に最も力を入れたことは何ですか。】私が学生時代に最も力を注いだことは、学業です。大学入学以来、講義内容の理解を超えて一つの事柄を納得のいくまで追求することを継続してきました。また、理学や工学をはじめ幅広い知識を吸収し、広い視野で物事を考えられるよう努力しました。その結果として、学部2年次、3年次には成績優秀者として学部長より●●表彰を頂き、4年次には所属分野における4年間の総合成績第1位での表彰を頂くことができました。大学院へ進学後は、私が取り組んだ研究の意義が高く評価され、奨学金の返還免除を頂くことができました。このような経験を通して培った、一つの物事を理解するための継続力や論理的思考力は、研究施設の維持管理や研究者のサポートを行う場でも活かすことができると考えています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】一次面接だったので、会社に対する熱意を示すことが重要であったと思います。またそれに加えて、自分の学んできたことが会社の業務内容に活かし易かった点が評価されたと思います。
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