
23卒 本選考ES
ICTソリューション(テクニカルスペシャリスト)
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Q.
卒業論文内容 1200文字以内
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A.
○細胞内○の定量分析結果を元に新規創薬ターゲットに繋がる知見を得ることを目指した研究を行っている。○細胞の多くは細胞表面に特定の分子を発現させており、これらを標的とした薬剤治療が従来行われている。しかし、一部の細胞にはこれらの標的分子が存在せず、有効な治療法が確立されていない。そこで、新たな治療方針として注目を集めているのが、○細胞に特異的な化学反応である。○細胞は高い増殖能や転移能を維持するために○細胞とは異なった化学反応を取ることが知られている。さらに近年、○細胞の中でも悪性が高いものと低いものとの間で化学反応に差がみられることが明らかになった。そこで、本研究では悪性の高い細胞に特徴的な化学反応を抽出することを目的とし、化学反応を制御する分子種である、○に注目した。ある化学反応を推し進める○の存在量が悪性の高い細胞で特に多く、その化学反応が活性化しているという情報が分かれば、新たな治療標的としての利用が期待される。したがって、悪性の異なる複数の○細胞を対象として細胞内○を一斉定量することにした。しかし、既存の○一斉定量法は酵母や大腸菌などには適用可能であったが、構造や成分が複雑な○細胞に対して適用した場合、検出される○は10種類以下という現状であった。そこで私は○細胞の一種である、○細胞に対しても○を一斉定量できるようにするべく、細胞溶液から○画分のみを抽出する際に用いる試薬を検討したり、分析機器の各種パラメータの最適化を実施した。既存手法で検出される○が少ないことについて原因が不明だったので、まずは成功事例のある論文を20本程度調査した。その結果、成功事例のある論文に共通してみられた試薬や分析パラメータが存在したので、そこに焦点を当てることで検討実験の回数を最小限に抑えようと考えた。すると、10か月の検討と最適化を経て、検出可能な○を7種類から40種類にまで増やすことができた。次に確立した実験手法を悪性の異なる○細胞4種類に適用した。生物サンプルから得られる膨大な定量データの中から特徴量を抽出するため、pythonでコードを書いて主成分分析を実施した。その結果、悪性の高さに応じて活性が異なる化学反応を特定することができた。今後は○細胞が薬剤耐性を獲得するメカニズムを解明することを目的とし、自身が確立した実験手法を薬剤耐性獲得前後の○細胞に対して適用する予定である。 続きを読む
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Q.
自分のセールスポイントを教えてください。200文字以内
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A.
分析力だ。大学時代は○奏者として○の○チームに所属しており、年一回のコンクールに向けて練習に励んでいた。しかし演奏の優劣は評価者の感性に基づくため、磨くべき項目の見極めが困難であった。そこで、同じ楽曲の複数音源の比較を行い、心地よい演奏に共通する要素を言語化する習慣をつけたところ、3年の頃に30人中2位に選ばれた。仕事でも顧客ニーズの本質を捉える力を伸ばしていきたい。 続きを読む
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Q.
今までに最も力を入れて取り組んだ事を教えてください。200文字以内
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A.
研究活動だ。私のテーマは○計測法の開発だ。既存の試料調製法では○の検出数が少なく、2週間を要する作業であるために原因の特定が困難であった。そこで各工程で加える試薬の種類や濃度のもつ意味を調べあげ、検討実験を重ねた。状況が改善せずとも原因が他工程にあると判明した点で前進していると言い聞かせた。その結果、10か月を経て手法構築に成功し、困難に向き合うための粘り強さを体得できた。 続きを読む
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Q.
当社への志望動機を教えてください。200文字以内
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A.
未来の当たり前を更新し続けたいという想いから志望する。私にはコンビニエンスストアでのアルバイト経験があり、各種サービスの急速な普及を日々実感していた。この経験から人々の生活様式を刷新する立場になりたいと思うようになり、公共領域で圧倒的な存在感を誇る貴社に関心をもった。私の強みである、問題の本質を捉え、自分なりの戦略が立てられるという素養を生かし、貴社の技術を生かして快適な社会の実現に貢献したい。 続きを読む
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Q.
デジタルを活用し日立のビジネスにおいてどのような活躍をしたいですか。200文字以内
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A.
ビッグデータを活用し、人々に安心感を与えられるSEになりたい。コロナ禍を通して多くの人々が将来に対する漠然とした不安を抱いたと考えられる。そこで、豊富な定量データから不確実な未来を可視化し、状況に応じて最適な解決策を幅広い選択肢の中から提供できる人材になりたいと思うようになった。貴社がこれまで様々なパートナーと協創する中で得られたノウハウを適切に組み合わせ、特に災害対策などに貢献していきたい。 続きを読む