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【挑戦と成長の軌跡】【21卒】イビデンの技術系の本選考体験記 No.10492(京都大学大学院/男性)(2020/7/22公開)

イビデン株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2021卒イビデン株式会社のレポート

公開日:2020年7月22日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 技術系

投稿者

選考フロー

企業研究

イビデンは事業領域や製品のバリエーションが幅広いため、研究開発職として具体的にどの事業でどのような仕事がしたいのか、どんな製品を扱いたいのかという細かい段階まで企業研究をもとに考えを深めておくことで面接での質疑応答にも大いに役立った。また、面接の中で東海地方にある一部事業で競合するようなメーカーの志望度や選考状況を聞かれたことから、同業の中でもなぜイビデンを選ぶのか、という志望動機の差別化も求められると感じた。加えて早期選考の場合はリクルーターとして現場の社員の方が相談に乗ってくださるので、採用担当の社員の方には直接聞きづらいような入社後のお話を聞くことでイメージを深められる分、選考においても有利に働くだろう。

志望動機

私の企業選びの軸である「ものづくりを軸に、入社後に多種多様な経験が積めること」「将来的な海外勤務の可能性が高いこと」「事業展開に積極的であり将来の業績拡大が見込まれること」にイビデンさんがそれぞれ当てはまり、自分の様々な強みを生かして国内外で活躍できると考えたため、志望しました。私は将来仕事を通じてやりたいことが一つにはとどまらず、可能性を消さずに挑戦を続けることができる環境を求めています。また過去の留学の経験から特に先進国と呼ばれる国以外では日本の技術力を活かして解決できる、解決すべき課題が山積していることを強く感じたため、自ら海外を拠点に技術で価値を生み出したいと考えました。そんな中で近年も拡大する技術や製品の幅広さと高い海外売り上げ比率、そして伸び続ける見込みがある業績から判断して自分に適していると感じました。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年01月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

当社の志望動機について述べてください。

ES対策で行ったこと

過去に新卒採用担当の社員の方やリクルーターの方と話した時に得られた情報を思い返し、具体性のある内容を作り上げられるように注力した。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年01月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

内容が性格適性検査のみだったので、余計なことを考えず臨むようにした。

WEBテストの内容・科目

性格診断

1次面接 通過

実施時期
2020年02月
形式
学生1 面接官2
面接時間
40分
面接官の肩書
若手・ベテラン人事社員2人
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

面接中の受け答えの声量や口調から窺えるような、元気の良さをアピールしてそれが届いたのだと感じる。事前に人事の方から伺っていたポイントを意識して実践できた。

面接の雰囲気

控室にいた段階から人事の方が積極的に話しかけて緊張をほぐしてくださり、その流れで望んだためお互いにリラックスしていた。

1次面接で聞かれた質問と回答

これまでに経験した印象的な失敗のエピソードを教えてください。

高校時代に、第一志望校を受験することさえできずに進学できなかったことが後のリベンジも含めて印象的な失敗です。原因は主に2つあり、1つは私の勉強法の詰めの甘さ、もう1つは家族との受験に関するコミュニケーション不足でした。当時は塾に通わず夜間の勉強も極力控えたため、授業中と通学時の移動時間に注力していました。この方法は知識のインプットに適していましたが、数学のように問題演習が必要な科目をこなすには難しいものでした。結果的に問題演習量が不足したことで数学の点数が伸び悩み、目標に届かず第一志望の受験を諦める要因となりました。また受験直前まで私と両親とで受験先の想定が食い違っていたと気づかず、疑心暗鬼になったことでやる気が落ちたまま受験に臨むことになってしまいました。この苦い経験を糧に、大学院の外部受験では問題演習の大幅増加と両親との間で早期の合意形成を図ってから臨み、希望通りの進学を果たすことができました。

学生時代に一番力を入れたことについて教えてください。

大学2年生の時に、所属していた大学祭事務局において野外音楽フェスの企画責任者を務め、長年続いていた企画を改革して多くの課題を解決し、過去最多の観客動員数と前年比110%増の企画収入増収を達成したことです。観客としてこの企画を俯瞰したときに、内容のマンネリ化や時間帯による観客数の差が大きいことを課題に感じ、自ら立候補して責任者に就任し、従来のロックフェスからノンジャンルへの転換など改革を行いました。併せて事務局上層部からの増収要請にも応えるために旧来の制度を見直すなど、前例に囚われず最善策をとることを意識していました。最終的には目標を上回る成果を上げることができ、立場の異なる人々とのコミュニケーションスキルや合意形成の手法を体得する貴重な機会となりました。

最終面接 通過

実施時期
2020年02月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
技術系と人事のベテラン社員
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

海外志向を含めた、キャリアに対する積極性の高さは高く評価されただろうと感じる。事前にリクルーターの方から伺っていた通り、海外志向というのは非常に受けが良かった。

面接の雰囲気

一次面接とは打って変わり、特にアイスブレイクなどもなく厳かな雰囲気の中で進んだ。敢えて雰囲気を変えて学生の隙を引き出そうとしていたのかもしれない。

最終面接で聞かれた質問と回答

現在の研究内容について教えてください。

近年、持続可能な開発目標(SDGs)との項目13等の関連でも注目されている、次世代のスタンダード素材と目される、土中で分解されるなど廃棄が容易な「生分解性バイオプラスチック」の原料について、稲わら等の食糧生産と競合することのない稲わら等の植物からリグニンという物質を単独で取り出す方法を研究しています。過去の研究で主流となっている地球環境への悪影響が大きい酸や熱による処理に頼ることなく、生物由来である酵素を用いて環境への負荷を抑えることができる手法について研究しています。この研究を通して、従来の石油由来のプラスチックをバイオプラスチックで代替することで利便性を犠牲にせず環境保護との両立を実現し、地球環境の維持と社会生活の発展に貢献したいです。

日本ガイシさんの選考状況を教えてください。

「日本ガイシさんについては、現在のところ自由応募でエントリーはしているもののまだ面接などの選考は始まっておらず、イビデンさんを含めた他にエントリーしている企業の選考状況との兼ね合いで今後変わっていくと思います。現時点ではイビデンさんの方が志望度が高く、内定をいただけるのであれば第一志望として真剣に内定承諾、及び入社を検討します。」どうやら毎年日本ガイシと併願している技術職志望の理系学生が多いようで、イビデンは早期選考ということもあり状況を確認し、囲い込もうという意図があるのだろう。ある意味トリッキーな質問ではあったが、意図を汲みつつ志望度の高さをアピールすることができたことはとても良かったと考えている。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定承諾の返答期限は1ヶ月後に設定され、それまでは他社の選考参加に制限は設けられず自由にやらせていただいた。

内定に必要なことは何だと思うか

選考を受けて感じた部分で言えば、あらゆる場面で「アピール」を欠かさないことが重要である。技術職に関しては例年、早期選考が行われているようだが、そのルートに乗るためにもインターンシップの参加や逆求人型就活サービスの利用によって、自分の能力や研究内容をアピールしていくことができる。そして面接では自身の内面的な部分を積極的に前に出していくことが求められ、そこが評価の大部分を占めているように思われる。内容もそうだが、態度からも前向きなものを現して良い印象を持ってもらうことが必要だろう。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

技術職に関して言えば、「研究内容とイビデンの事業内容との親和性」そして「元気の良さ」を持ち合わせているかどうかが内定を決めるだろうと感じた。自分はこの2点が評価されて内定をいただけたと思っているので、他の学生と差別化する意味でも重要になるだろう。

内定したからこそ分かる選考の注意点

選考フローには学力を測る試験はなく、面接の質問内容から考えても「人物重視」で評価が行われている。このことから面接対策、特にガクチカや自己PRをきちんと固めておき自信を持って話すことに注力すると限りなく内定に近づけるだろう。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定後、お世話になっていたリクルーターの方と人事の方、計3名から祝福のメールや電話をいただいた。

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イビデンの 会社情報

基本データ
会社名 イビデン株式会社
フリガナ イビデン
設立日 1912年11月
資本金 641億5200万円
従業員数 11,422人
売上高 3705億1100万円
決算月 3月
代表者 河島浩二
本社所在地 〒503-0917 岐阜県大垣市神田町2丁目1番地
平均年齢 40.3歳
平均給与 688万円
電話番号 0584-81-3111
URL https://www.ibiden.co.jp/
NOKIZAL ID: 1130623

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