22卒 本選考ES
エンジニアリング
22卒 | 大阪大学大学院 | 男性
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Q.
キリンホールディングスには、グループ全社員が大切にしている価値観「熱意・誠意・多様性」があります。あなたがこれまでの人生の中で「熱意・誠意・多様性」の価値観を体現したと思うエピソードを一つ、教えて下さい。 (400文字以内)
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A.
私は自身の研究テーマの達成に向け本気でチャレンジした経験があります。 私は学部3年時に研究室に早期配属し、その時に「学部生の間に国内会議への登壇や論文投稿を達成する」という高い目標を掲げました。 しかし研究開始当初は専門知識が十分でなく、また1年程の短い期間に結果を出すには実験時間が不足しているという点が懸念でした。 そこで私は先輩・先生・共同研究者の方へ積極的に質問を行うことで飛躍的に知識を吸収していきました。 また、効率的に実験を行うために1週間から数か月単位の長期的なマイルストーンを立て、目標に対していつまでにどこまで達成すべきかを常に逆算し、意識しながら研究を進めました。 結果として先生から頂いた助言がヒントとなり、自身の研究目標を実現して3回の学会発表を経験し、昨年8月には学術誌への論文投稿も達成しています。 この経験は私の目標達成に向けた強い熱意を表すエピソードであると考えます。 続きを読む
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Q.
上記の経験で「あなたなりのリーダーシップ」を発揮したポイントについて簡潔に教えて下さい。(300文字以内)
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A.
私は上記の経験の中で、「主体性を持って行動し、周りの人を巻き込む」というリーダーシップを発揮しました。 背景として、学部生の間に学会発表や論文執筆を達成する学生はかなり少ないため、自分ひとりの実力では目標達成は難しいと考えました。 そこで私は目標達成に向けた取り組みの中で、多くの知識や多様なアイデアを吸収するために研究チームの人々に頻繁に意見交換を求めました。 メンバーと議論を交わすことで私の誠意が伝わり、チーム全体が私の研究進捗に注目するようになりました。 これは、強い思いが周りを動かしてチームを一丸とするという私の能力が活きた経験であり、このリーダーシップを貴社の業務でも十分に発揮したく思います。 続きを読む
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Q.
キリングループで、どのようなことにチャレンジしたいですか?(200字以内)
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A.
私はビール事業という貴社の主力事業において、エンジニアリングの立場から商品の付加価値を高める役割を果たしたく思います。 ビール工場は安全性を大前提としたうえで、生産安定性やコスト、品質といった複数の観点を同時に確保する生産ラインを必要とします。 関係者全員が一丸となり、課題解決や全体最適化に取り組むというやりがいの中で、会社の利益や製品の付加価値を高めることにチャレンジしたいと考えます。 続きを読む
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Q.
現在取り組んでいる研究内容と、その研究において力を入れて取り組んでいる内容を教えてください。(400字以内)
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A.
研究内容として、窒化ガリウム半導体結晶の気相成長を行っています。 私の研究が実用化されると、今よりも格段に小型化・低消費電力・高速動作なデバイスが世間に普及し、電気自動車や無線通信の分野が進歩します。実用化に向けた課題としては、窒化ガリウム基板は高コストであること、品質が十分ではないことが挙げられます。私の研究では、社会実装に向け低コストに窒化ガリウム基板を量産化するための結晶成長法を検討しています。 私はこの研究において、流体のシミュレーション解析に力を入れて取り組んでおります。 私の研究内容は結晶成長という実験主体のものであり、これまでチーム内でシミュレーションはあまり活用されていませんでした。 限られた時間で効率的に成果を出すためには、実験前に条件の妥当性を検証する必要があると考え、私は積極的にシミュレーションを活用して実験の仮説検証や装置設計などに応用しています。 続きを読む