22卒 インターンES
技術系総合職
22卒 | 九州大学大学院 | 男性
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Q.
自分のセールスポイント(200字)
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A.
私の強みは働きかける力である。私がリーダーとして30人の係員の統率するイベントのアルバイトでは、顧客満足度が60%と低かった。私は係員の仕事への不安が接客に影響していると考えた。係員は初めて業務する日雇いの方が多いからだ。そこで私は、自作マニュアルを配布し係員の不安解消に努めた。また、模擬接客ゲームを行い業務の流れの理解と係員の交流を図った。結果、係員の活気溢れる現場になり満足度は90%に向上した。 続きを読む
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Q.
研究内容(1200字)
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A.
「歯のトレーニングシステム構築」というテーマで教授と共同で研究開発を行っている。このテーマの背景には、近年歯科医師は増える一方、歯の治療訓練はコストが膨大であるという現状がある。実際、顔の模型の導入約20万円に加え、使い捨ての義歯が1本約400円と長い目で見ればかなりのコストで、歯学部学生の訓練促進の妨げになっている。(訓練をすればするほどランニングコストがかかる)そこで本研究では、主に歯学部学生向けの安価で何度も使える訓練システムの構築、実用化を目的としている。私は学部4年生から現在まで改良を重ねている。このシステムは、VR空間に歯の3Dオブジェクトが表示され、ユーザーが持つドリルが歯に当たると歯が削れる仕組みである。具体的には、ユーザーが持つドリルが歯の3Dオブジェクトに衝突すると、衝突を検知し衝突に応じた新たな画像(歯が削れた画像)をサーバが生成しブラウザへ送信する。ドリルには○という○○を用いている。また、VR空間はユーザーのスマホを用いて実現し、コストを抑える工夫をしている。具体的に私が取り組んだことは2つある。1つ目は歯を削る機能の実装である。ドリルが歯のオブジェクトに衝突したときに、削れた画像を生成するようプログラムされているが、私は歯の削り具合などを調整した。2つ目はサーバからブラウザへ送信される画像の転送速度の高速化である。歯が削られた画像がサーバからブラウザへ送られる際にわずかなタイムラグが生じる。(ドリルが歯に衝突した瞬間ではなく、衝突して0.2秒後に画像が切り替わるイメージ)しかし、現実世界では、ドリルが歯に衝突した瞬間に歯が削れ、タイムラグはない。そこで、このシステムをより実用的なものにするべく、サーバからブラウザへの画像転送速度が速くなるようプログラムを変更した。今後大学院の2年間で私が取り組むべきこのシステムの課題は2つある。1つ目は、歯の削り面が現実世界と乖離していることだ。学部時代に改良したとはいえ、まだまだ削り面が荒いというフィールドバックを歯学部学生から頂いた。また、実際の歯を削る施術では、わずかな削りカスが生じるので、削った際に削りカスが出るような機能の追加も検討している。2つ目は、タイムラグの更なる短縮だ。画像の差分を取る工夫をし、画像の転送速度の高速化に成功したが、想定していたほどの結果は出なかった。そこで、○○というブラウザ間でリアルタイム通信が行える仕組みの利用など、別の角度からの画像転送速度の高速化を検討している。 続きを読む