1次面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】人事責任者/技術職責任者【面接の雰囲気】終始和やかな雰囲気。学生時代に頑張ったことに主に焦点をあてて聞かれたので、なんで頑張ろうと思ったのか、その時に大変だったこと、つらかったことをしっかりと用意しておくことが大事。【学生時代、頑張ったことは何ですか?】私は学生時代、大学3年生から配属された研究室での研究活動にもっとも注力した。研究として、小学校を対象としたデジタル教科書と併用を目的としたデジタル教材の提案・開発を行った。私の所属する研究室は1人1人が個別のテーマをもらい、研究の一切を任せてもらえる研究室であった。その分個人間での進捗の差が激しく、4年生の春頃の時点でも効果的な教材の提案をできずにいた。焦れば焦るほど、思うような結果を出せない日々が続いた。焦っているだけでは駄目だと考えた私は、自分の何がいけないのか一度立ち止まって考えたところ、論文の指導書などからの情報をもとに考えていたが、小学校の実際の授業の様子や生の先生の声など現場のことを知らないことに気づいた。知り合いや教授の伝手を借りて、現役の教員に連絡を取り授業を見学したり、現場の教員の方との話を聞いて回った。指導書や論文から得た知識と実際の現場の状況では、教材準備の時間やネット環境、一部の活動だけをデジタルでやりたいけれど、最終的な生徒の記録は紙でしていきたい先生もいたり等、だいぶ異なっていることが分かった。その結果、必要に合わせて紙でもデジタルでも活動、保存できるような現場に即した教材を提案することができ、最終的には共同研究先の教科書会社がそのアイデアを商品化決定するまでに至った。社会に出ても常に現場目線を忘れることなく、ユーザーが本当に問題を抱えている課題を解決していきたい。【将来、どのような社会人になりたいですか?】私は、すべての子どもが将来に希望を持ち、「早く大人になりたい!」と思うような見本となる大人になりたい。私は、ボランティアの中学校高校の部活への指導を通して、多くの学生は「何のために学ぶかわからない。」と疑問に思っていたり、大人のイメージとして「疲れている、つまらなそう」と将来に希望がなかったりしていると感じた。私自身、高校生の時は大人に印象を持てず将来は安定し、残業も少ない印象の公務員になろうと考えていた。しかし、大学性になり、夢に向かって頑張っている仲間、先輩たちの姿を見て、夢に向かって進んでいる人は将来に希望があり、魅力的な大人であった。しかし、夢があっても労働時間や環境のせいであきらめなければいけない人の姿も同時に見てきた。私はそういった夢に向かっている大人を支援したいと思った。それゆえ、会社のビジョンや事業内容、働くメンバーがとても大事である。私自身、夢に向かっている人を支援するために一生懸命働くことができる場所で、自らが見本となる大人になれるよう成長していきたい。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】会社への志望度というよりも、人柄を見られていたように感じる。教育と学びを同列に考えていると突っ込まれるので、学びにフォーカスして話すといいと思う。
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