20卒 インターンES
技術職
20卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
何を専門にどのような研究をしていますか。または、学業で主に取り組んでいる内容は何ですか。(500文字)
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A.
私はエネルギーハーベスティングと呼ばれる周囲の熱や振動といった無駄なエネルギーを利用可能な電気エネルギー変換する技術を専門とし、その手法の一つである圧電に伴う電圧変換回路の設計に取り組んでいます。近年ではウェアラブル端末の需要が高まっており、その代替電源としてエネルギーハーベスティングは注目されています。しかし、ここで用いられる電圧変換回路は機械振動を想定したもので、ウェアラブル端末への応用といった人間の動作による振動エネルギーの利用は想定していないため、低周波領域の動作には向いていません。そこで私はこの低周波領域での動作に最適化した回路を設計しています。この研究ではLT spiceと呼ばれる回路シミュレーションソフトを用いて回路を設計し測定・評価し、その結果から問題点を見つけ、回路の改善を行っています。思うようにいかないときは教授に助言を求めたり、文献調査に努めたりすることで改善を図りました。その結果として卒業論文では従来の手法に比べ約20%出力電力を上昇させた回路を提案することができました。今後は実用性を考え、出力を維持しつつ面積を考慮した回路の提案に取り組んでいきたいです。 続きを読む
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Q.
そのテーマに取り組んだ理由を教えてください。(400文字)
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A.
私がこのテーマに取り組んだ理由は以下の二点です。一点目は、私はIoTへの関心が高く、その実現に関連した研究をしたいと考えたからです。21世紀になりインターネットが人々に急速に普及し、さらに近年ではIoTにより大半の物がインターネットで繋がる社会になりつつありますが、特にその通信技術は今後の社会において必須であると考えています。しかしその動作において、バッテリーは弊害の一つと考えられており、その代替案として挙げられるエネルギーハーベスティングをテーマとしています。またIoTに関連した研究に取り組むことで情報化社会の将来について考えるきっかけになるとも考えています。二点目は、学生生活において何か新しいことに挑戦したいという気持ちがあったからです。私は同じテーマの中でもほぼ前例のない条件の実装に取り組むことで成長したいと考え、自分で工夫しながら日々研究に熱中しています。 続きを読む
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Q.
上記の中で、自分で工夫したことは何ですか。(300文字)
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A.
私の研究と同様の条件での実装を行っている論文は存在せず、また同じテーマを研究する先輩は全くいないといったサポートを得づらい環境だったため以下の二点を意識して研究に取り組みました。一点目は、研究における課題の細分化です。課題に対し原因を簡単な問題に置き換えてひとつひとつ対処し、アナログ回路設計に必要な知識を養いつつ、少しずつ改善を行いました。二点目は、教授だけでなく後輩や外国人留学生に対し積極的に意見を聞くことで、あらゆる視点を取り入れたことです。後輩を頼ることで見落としやすい簡単なミスを減らし、言語の壁を超え積極的に留学生とコミュニケーションを取ることでさらに知識を深めることができました。 続きを読む
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Q.
パナソニックのインターンシップで挑戦したいことを教えてください。(200文字)
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A.
私は貴社のインターンシップで今自分の持つ力がどこまで通用するのかを試したいと考えています。私は、あらゆる事業を展開しそれぞれに対して常に向上心を持って取り組む貴社の社風に強く魅力を感じています。その最前線で活躍される社員の方々から本気でフィードバックをしていただくことで、エンジニアを目指すにあたり自分にどのような考え方やスキルが必要であるのかを明確にしたいと思っています。 続きを読む
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Q.
パナソニックのインターンシップに期待することを教えてください。(200文字)
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A.
私は貴社のインターンシップで、大学の研究とは異なる、一貫して製品を生み出す過程の体験により、設計開発から実用化までといった流れを学ぶことで、技術者としての知見が広がることを期待しています。大学と企業とでは、利益追求や納期などの異なっている部分があると考えておりますが、業務を行っていく上で、どのような工夫があるのか、また問題に対しどのように対処しているのかを知り自分の取り組む研究に役立てたいです。 続きを読む