理研ビタミンの本選考面接（一次面接から最終面接）の質問と回答一覧（全17件）

【学生の人数】4人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】人事/営業/技術【面接の雰囲気】面接官は3人と多めではあったが、比較的若い方たちでこちらの話を笑顔で聞いてくれていたため、とても話しやすかった。【食品添加物に対し消費者が良いイメージを持つにはどうすれば良いか】「私は食品添加物のことについて、安全性や使用例などを図やイラストを使って簡単に説明することが良いと思います。多くの人は食品添加物に対してあまりよいイメージをお持ちでないと思います。それに対する現在の取り組みではどういったものなのかが、長文で長々と説明しているものがあります。しかし、私としてはそんなに長く書かれていたほうが余計に健康に悪いのではないかという不安感を抱かせてしまうのではないかと思います。なので、誰でもすぐに理解できるように簡単な説明くらいの方が消費者のイメージは変わるだろうと思います。」こういった質問は食品改良材を扱う理研ビタミン特有のもので、少し専門的な分野について聞かれることがあるようだ。【人を笑わせることがすきとはどういうことですか】「私は小学校から今の大学生までの間ずっといじられキャラとして過ごしてきました。小学生の時ははじめ、いじられることに対して嫌悪感などがあったのですが、それが続いていくと自分の返答に対してみんなが笑ってくれることがだんだんとうれしくなってきました。それからは、いじられることがおいしくもあり、今ではあらゆる返答方法を身に付けました。」この質問は志望動機を伝えた後に聞かれたことだった。志望動機の中に人を笑わせることが好きと言ってたためにそこについて聞かれた。自分としては明るいキャラが伝わるように笑顔で話した。面接官も自分の話を笑いながら聞いてくれていたので話しやすかった。他の学生にも志望動機や経歴について聞かれていた。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】4人の学生の中で自分をどうアピールするかを考えた時、とにかく笑顔で第一印象をよくすることを意識した。それが評価につながったかもしれない。

【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】人事【面接の雰囲気】面接官は3人とも少し厳しそうな感じだったため緊張したが、こちらの話をしっかりと聞いてくれていたようだった。【三日坊主という言葉がありますが、それは脳が先に飽きているのか体が先に飽きているのかどちらだと思いますか】「私はおそらく先に脳が先に飽きているのではないかと思います。それは何事にも先に脳が動いて体に指示を与えているからです。」と自分は答えた。はっきり言って質問の意味が良くわからなかった。最初に三日坊主の説明をされて、そこから脳の働きを少し話した後にこのような質問をされて、一度質問を聞き返したがやはり解釈ができず自分の答え方もよくわからない解答をしてしまった。質問をした面接官も自分の答えに対しあまり理解していないようで唖然としていた。おそらく理系出身といった後にこのような質問をされたので論理性を見ているようだった。他の企業ではされたことのない部類の質問だったので戸惑った。しかし、少し時間をいただいた後とりあえずその場で考えたことをそのまま伝えた。【どうして営業職を選びましたか】私はもともと理系の農学部出身だったので、就職活動を始めたばかりの時は理系の職種に就きたいと考えていました。しかし、就職活動を続けているうちに段々と自分を見つめ直す時間が増え、その考えに変化がありました。私はどちらかといえば研究室にいるときのようにずっと椅子に座ったまま実験をしているときよりも、外を歩き回ったり動いていることの方が好きでした。また、私は人と話すことが好きで、人から信頼を得たりすることも得意でした。それで、もし営業として働くことができれば、お客様と信頼関係を築いて円滑な取引ができるかもしれないし、理系出身としての論理性を活かしてデータなどを用いながらうまく取引ができればよいと思い、営業を選びました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】面接の内容はそれほど悪くはないと思うが、最後に個々の会社に今年度から入社した先輩の話で盛り上がって面接の空気感が良かったことも影響していると思う。

【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】最終面接ということでポジションの高い方が3人座っていたが、話し方が穏やかな人達だったため話しやすかった。【当社に入って何がしたいですか】私は今世の中にある食品の幅をどんどん広げることができたら面白いと思っています。私は今、飲食店のアルバイトスタッフをしています。私が働いている店ではパウダーによってポテトの味を変えることができます。コンソメ味から期間限定のトリュフ味など様々なパウダーから選ぶことができます。このことについて私は面白いと思い、このように新たな食品の価値をつけられる仕事をしたいと思っています。例えば、理研ビタミンの扱っている機能性改良材で今までにない食感のお菓子を作ったり、これからのお客様のより細かなニーズに応えられるような食べ物を作り、多くの人から喜んでもらえるような新商品を考えることができたら良いと思っています。【学生時代に力を入れて取り組んでいたことはなんですか】私が学生時代に力を入れて取り組んでいたことはアルバイトです。私は大学受験で培った自分の勉強方法や経験からのアドバイスで、その人にとって何かの助けになってくれると良いなと思い塾講師のアルバイトを始めました。私は生徒にとって塾が勉強するだけの苦痛な場所にならないように心掛けています。初対面の生徒は緊張で表情がこわばっています。それで私は授業が始まる前に、今日あったことや事前に生徒のカルテを見て生徒の好きなことについてたくさん話を聞き、明るい表情で授業に臨ませています。授業中は生徒の性格に合わせて指導していました。すぐに答えを聞いてくる子には、自分で解けたときの喜びを知ってもらい、内容の理解を深めるため少しずつヒントを与えます。集中力が切れやすい子には、あえて会話をしてその分宿題を多く出して勉強量は確保する一方で、黙々と進める生徒は必ず褒めるようにしました。その結果ほとんどの生徒は自分からよく話してくれるようになり、先生の授業はいつも楽しいと言ってくれます。さらに、生徒の性格に合わせた指導で、生徒はテンポ良く勉強を進めてくれ、成績向上にも繋がりました。働く中でも相手とよくコミュニケーションをとり、相手に合わせた行動をとることで良好な人間関係を築き、作業を円滑に進めていきたいです。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】最終面接だったので今まででは通っていたような志望動機でももっと磨き上げるべきだった。外見上の人柄だけを意識するのでなく、しっかりと自分が入社してから何をやりたいのかという他の人よりも差をつけられるキャリアプランを考えるべきだった。

【学生の人数】3人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】終始ピリッとした雰囲気であった。応え方次第では場が盛り上がり面接官から笑みがこぼれることもあったが、淡々と進行していった。【なぜ当社を志望したのか教えてください】私は、食品に関わる仕事を探しております。貴社は天然資源にこだわった研究および商品開発を行っております。このような戦略は健康や安全志向が高まる社会で果たす役割が非常に大きく、自分もそこに加わりたいと思い志望いたしました。また、数ある職種の中で品質管理を志望した理由は、貴社の品質管理の厳しさに共感したからです。食品はもちろんのこと、食品以外の製品も食品と同レベルの衛生管理を行っていると社員の方から伺いました。このように、食品でなくでも、一切手を抜かない管理体制ができている企業でなら名実ともに安心安全の商品を消費者の方にお届けすることができると確信しました。以上の理由から私は、貴社の品質管理職を志望いたします。【将来やりたいことを教えてください】私は、将来的にはISOおよびFSSCマネジメントシステムの中心を任されるような人材になり、貴社製品の安全を守り、世の中に安全性を示す仕事をしたいと考えています。そのためには、現場での経験や知識が欠かせないと思いますので、入社して数年の間は微生物検査などに力を入れ、何かの検査部門で自分がナンバー１になれるような技を身に付けていきたいと考えています。ただ自分の技術を向上させるだけでなく、将来は人をまとめることができるように他の社員との連携についても重点を置きたいと思います。滞りなく、仕事を進められるように上司や同期がお互いに意見を言い合うことができる職場の雰囲気作りにも力を入れていきたいと考えています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】集団面接であったので、自分に与えられた限られた時間の中でどれだけ端的にかつ具体的に受け答えができたかということが評価されたような気がする。面接官は具体性を求めてたので、企業研究や自己分析が不十分だとすぐにバレてしまいます。

【学生の人数】1人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】一次面接と同様にピリッとした雰囲気であった。一次面接以上に時間内に終わるかどうかを気にされていた気がする。【最近気になったニュースを教えてください】最近気になったニュースは、「透明なコーヒー」がイギリスで販売が開始されたことです。実際に飲んではいないのですが、記事いわく、味と香りがコーヒーそのもので見た目は水同様の透明さとのことでした。日本でも、透明なミルクティーが実際に販売されていることが透明な飲み物になぜ需要があるのか調べてみました。すると、口元が汚れたり、歯に色素が沈着することを気にする方が増えているため透明な飲み物が開発されたということがわかりました。このような問題は飲物だけでなく、食品にも通じることだと考えました。服にこぼしてしまっても目立たないソースがもし開発されたら小さなお子さんをもつ家の方には喜ばれるかもしれません。しかし、透明なソースなどは全く食欲を促すとは思えないのでそのあたりの改良は見逃せませんが、食品業界が取り入れたら面白いかもしれないと思いました。【食品の偽装問題を聞いて企業に疑心感をもったりしますか】私は、偽装問題を起こしたあとの企業の対応次第であると思います。例えば、数年前に赤福が消費期限を偽装するために包装紙を取り換えていた事件がありました。もちろん、これは消費者を裏切る行為であり許されることではありません。しかし、この後の対応として、生産する量を減らし、その日に製造した分しか売らないと明言したことはとてもよかったのではないかと感じました。難しい言葉を並べず、消費者にとてもわかりやすい内容かつ実際に明言したことがわかるような工夫を赤福はしていたので、今では信頼を回復し、三重県を代表するお土産としての復活を果たすことができたのだと思います。従って、偽装問題により、企業に疑心感をもつことはありますが、その後の企業の対応次第では回復することができると思います。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】志望動機を再び聞かれたので、やりたいことがブレていないことを伝えることができたことが評価されたと思う。また、時事ネタを聞かれたので情報取集をやっているかの姿勢もみられていたと思う。

【学生の人数】3人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】無機質な口調で質問をされたが、圧迫と言うほどの雰囲気ではなかった。学生と面接官の人数も同じであったため、妙な劣等感や焦燥感を感じなければ、特に切迫したものではない。【食に対するこだわりを教えてください。】歴史と食との関係を探すことです。私はベトナム料理が好きなのですが、ベトナムは太古から中国の影響を受け、近代にはフランスの占領下におかれました。東南アジアの食材と中国・フランスの文化が融合して完成したベトナム料理は、ある意味、奇跡の料理であり、そんな歴史の中にある食に出会うことが私の楽しみです。ある程度深堀りされる可能性のある質問であるため、自分の得意分野かつ、相手の詳しくなさそうな話題を選択している。【当社のイメージを一言で表すと何ですか。】「実直」である点だと思います。戦前から続く社史の中で、設立当初の天然物からの抽出技術をコアにした事業を今なお続けていることが大変印象的です。そう言った既存のものを大切にし、商品に活用していく御社の事業は非常に実直だと感じます。事前に準備していた回答ではあったが、十分な企業研究と機転をアピールするためにできるだけその場で思いついたかのように答えた。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】学生生活の中でしっかりとした考え方や信念を身につけているかの見極めがあったように感じる。学生時代に取り組んだことも「なぜ」頑張ったのかを伝える努力が評価されたと思う。また、食品業界に対する志望度の高さを見られていたようである。業界の中でも同社を選んだ理由も明確化して伝えたい。

【学生の人数】1人【面接官の人数】4人【面接官の肩書】管理職と役員【面接の雰囲気】人事部の方が司会をしながら面接を進め、気になるところで役員の方が口を挟む形式で、最後に役員の方から直接質問を受ける。面接官の人数が多いため、息苦しく感じるときもあるが、あげ足をとられることはなかった。【当社でやってみたいことは何ですか。】御社の食品改良剤の営業として新しい食文化を創造したいと考えています。現在、イタリアで開催されているミラノ万博が「食」をテーマとした企画であるなど、世界の食文化に対する関心は大きくなってきていると感じます。私が好きなベトナム料理もそうですが、異なる食文化が出会ったときに新たな食文化が生まれています。それには異なる文化をつなげるための緩衝剤が必要で、それが御社の食品改良剤だと思っています。新たな食品改良剤の提案によって、新ジャンルの探索を実施していきたいです。【学生時代の経験で役立ちそうなことはありますか。】アルバイトで「気配りの大切さ」を学びました。現在、法律事務所で事務員として働いています。法律事務所の事務員は、お客様、弁護士、裁判所の職員など多くの立場の人と接する仕事です。その中でもホウレンソウのタイミングは非常に重要なものだと学びました。営業として活躍する上で、お客様と開発部門のそれぞれの立場を念頭に置き、綿密な連絡を取りながら円滑に仕事を進めるイメージを学生時代に経験することができたのは大変有意義に感じています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】自分が目指す仕事のイメージをしっかりできているかを確認されていたのではないかと感じる。ある程度、役員の方の興味に応える回答をできたかどうかも重要な点である。他の学生も面接官と談笑できたかどうかなどを気にしており、終始和やかな雰囲気を保つ機転が必要に思う。

【学生の人数】1人【面接官の人数】6人【面接官の肩書】役員/副社長【面接の雰囲気】面接の進め方は２次面接と同様であったが、同席した副社長と考え方が合わず、同氏から厳しい口調の質問が続いたため、圧迫感があった。なお、他の学生は和やかな面接であったようで、会社の方針として圧迫する訳ではないようである。【理系の修士卒で営業職を志望する理由を教えてください。】最新の情報を正しく伝える発信者としての営業に興味を持っています。大学で研究活動を行う中で最新の論文や科学情報に触れてきましたが、それを研究に還元することよりも最新情報を整理して第三者に正しく伝えることに面白味を感じるようになりました。そこで、技術力のある御社ではぜひ営業として活躍させていただきたいと考えています。理系大学院出身者として自社の技術を深く理解し、顧客のニーズにフィットした情報発信を実現したいです。【当社の強みは何だと思いますか。】技術力を背景に海外進出に力を入れている点だと思います。付加価値が最終製品よりも低い食品素材にも関わらず、海外に拠点を設け、売上げを確保することは難しいはずです。それを実現するからには、長い歴史の中で培ってきた御社のこだわりと技術力の高さがうかがわれます。今後、海外でも食への安全性のニーズが高まってくると思いますが、御社が得意とする天然物からの抽出技術等も海外進出の追い風になるのではないかと感じます。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】最終面接では役員の数が多い中で、役員との親和性が非常に重要である。平たく言えば、人として気にいられるか否かという点に尽きる。同席した副社長からの評価が最も重要であり、副社長の態度で面接の空気が一変する。強いていうなら、食品業界へのこだわりが評価項目として優先されていたように思う。その中でも同社の立ち位置を捉えているかが問われる雰囲気もあった。