18卒 本選考ES
技術系総合職
18卒 | 京都大学大学院 | 男性
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Q.
研究概要
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A.
水分解光触媒の微視的な反応機構を調べている。光触媒による水分解は持続可能な水素社会を実現するために有用であり、その素過程の解明はデバイス開発に必須である。ところが光触媒研究の多くは巨視測定であり様々な粒子を平均化した情報しか得られない。そこで、単一粒子に着目するために顕微鏡を用い、分光分析と組み合わせることで光エネルギーの伝達役であるキャリアの性質をμmオーダーで評価することを試みた。その結果、キャリア寿命に場所依存性があることを明らかにした。この結果に関して学会での報告実績もある。現在はその発展としてキャリア伝達速度の測定を試みており、この手法を確立することでデバイス性能を評価する新たな指標になるのではと期待を寄せている。微視測定は調整がシビアで少しのズレが結果に大きく影響する。時にはトラブルの原因が分からず頭を悩ませたが、仲間と議論し、可能性を一つ一つ調べることで問題を解決した。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私は決してくじけない強い意志を持った人間である。私は学部時代に体育会のカヌースプリント部に所属しており、その中で全国大会の決勝に上がる事を目標に、ペア競技に注力した。私たちのペアは体格が小柄でカヌー経験もなかった為、他大のスポーツ推薦で入ってくるような選手に勝つことはなかなか難しかったが、自分たちに何が足りないのかを考え幹部にメニューを提案したり、世界大会の映像と自分たちの漕ぎを比較したりすることによって二人の漕ぎを洗練した。その結果、全国大会の準決勝まで進出することが出来、学内で表彰を受けた。 続きを読む
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Q.
志望理由
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A.
化学の力を駆使することによって人々の暮らしに彩りを与える色素という物質に興味を持ったから。中でも粒径をコントロールして光に対する特性を変えるという考えは私にとって新鮮で、ぜひ取り組んでみたい。 続きを読む