21卒 インターンES
設計開発
21卒 | 千葉大学大学院 | 男性
-
Q.
何を専門にどのような研究をしていますか。または、学業で主に取り組んでいる内容は何ですか。(500文字以内)
-
A.
私は無線通信についての研究を行っており、特に信号の伝搬路特性の推定をテーマとしています。無線通信では複数のアンテナを用いることで信号が伝搬する経路の数が増加し、より多くの情報をやり取りできるようになります。その際、アンテナ間の伝搬路の特性をあらかじめ知っておく必要があり、その伝搬路特性をいかに高精度に推定できるかが重要となります。一般的に伝搬路特性の推定にはパイロット信号というあらかじめ送受信側で既知の信号を、実際に伝送したいデータ信号に付加して送信します。それにより受信側ではこのパイロット信号の受信値から振幅と位相の変動、すなわち伝搬路の特性を推定することができます。この伝搬路特性の推定精度を劣化させる要因の一つにパイロットコンタミネーションという問題があります。これはパイロット信号を用いて伝搬路特性の推定をおこなう際に他のセルからの信号による干渉を受けることで、正しく推定することができなくなるという問題です。そこで私は伝搬路特性の推定法の一つである○○○○○○を改良し、この干渉信号の除去に適用することを考えました。 続きを読む
-
Q.
そのテーマに取り組んだ理由を教えてください。(400文字以内)
-
A.
現代において無線通信は欠かせない技術となっており、今後5Gが普及しIoT化が進むことによって、より無線通信が人々の生活の基盤となっていくと考えられます。そんな無線通信はより多くの人々の幸せに貢献することができる分野であると考え、無線通信の研究に取り組もうと考えました。その無線通信分野の中でこのテーマを選んだ理由の一つは、研究に取り組むにあたって、よりやりがいを感じられると考えたからです。無線通信において信号の伝搬路特性を推定することは不可欠な作業であり、この精度を向上させることが通信の性能そのものの向上に直結します。そのようなテーマに取り組み、成果を挙げることで通信技術の進歩に直接的に貢献できると思いました。また、研究テーマが決定するまでの間に無線通信の基礎的な技術についての勉強をしていたため、そこで学んだ知識を最も活かすことができるテーマであると考えたことも理由のひとつです。 続きを読む
-
Q.
上記の中で、自分で工夫したことは何ですか。(300文字以内)
-
A.
私は研究において二つの作業を繰り返すことで効率的に研究成果を挙げることができまし た。一つは新しい知識や手法について学ぶ際に頭だけで理解しようとせず、手を動かして みることを意識しました。例えば、論文の内容について実際にシミュレーションを動かし てみることで、より早くより深い理解にたどり着けます。もう一つは、自分ひとりの力で は理解できなかったことについて自分の考えを持った状態で、教授や友達とディスカッシ ョンすることです。ディスカッションにより疑問の解決、新たなアイデアの獲得、自分の 考えの整理ができます。この二つの作業を繰り返すことで、結果として研究室内で最も早 く研究成果を挙げることができました。 続きを読む
-
Q.
パナソニックのインターンシップで挑戦したいことを教えてください。(200文字以内)
-
A.
普段私たちが研究室で行っている研究は、実際の製品やサービスにどのように利用されるかという視点を持っていません。そこで貴社のインターンシップで、研究などによって得られたアイデアがお客様向けの製品やサービスへと構築されていく過程を学びたいと考えています。また、実際の職場で貴社の社員の方々と一緒に働くという貴重な経験ができるため、積極的に行動および発言をし、多くのことを吸収したいと考えています。 続きを読む
-
Q.
パナソニックのインターンシップに期待することを教えてください。(200文字以内)
-
A.
私は実際の現場において業務を経験することで、貴社の行うものづくりの過程や強みについて理解し、いま私が持っている貴社へのイメージとのギャップを知り、自分のこの仕事への適性と自分に足りない能力を把握することができると考えています。また、社員の方々と一緒に働くことで、ビジネス上の課題に対してのアプローチの仕方や、仕事へのリアルな考え方を学ぶことができるいい機会であると思っています。 続きを読む