2018卒の京都大学大学院の先輩が日立製作所技術職の本選考で受けた1次面接の詳細です。1次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。
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2018卒株式会社日立製作所のレポート
公開日:2017年12月12日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
しっかりとした受け答えをしたことと、面接中にそわそわしたり目が泳いだりしなかったことだと思います。また質問に対し具体的に回答で聞いたことも評価されたと思う
面接の雰囲気
温厚な印象を受けました。面接を受ける時もまずアイスブレイクから始まり、こちらの緊張をほぐしてから面接が始まりました
1次面接で聞かれた質問と回答
卒業論文内容について
未来の新エネルギーとして注目されている核融合発電の基礎研究を行っており、プラズマ実験装置ヘリオトロンJを用いた実験を行っています。この核融合発電が可能になれば、数グラムの燃料で一人当たりの年間電気使用量の発電ができ、将来においてエネルギーを長期的・安定的に確保するとともに、地球温暖化問題や資源の枯渇問題を解決できる可能性があり、エネルギー問題解決の一助にすることが出来ます。
核融合とは、水素などの2つの軽い原子同士が融合し、より軽い原子へと変化する化学反応です。反応の際には原子力発電で使われている核分裂反応以上のエネルギーを発し、二酸化炭素や高レベル放射性廃棄物の排出がありません。また、燃料となる重水素やリチウムは海水から得ることができるので、核融合発電はクリーンで無尽蔵なエネルギー源として期待されています。
私が今利用している実験装置は、磁場に巻き付くプラズマの習性を利用し、装置内に磁場を形成させ、プラズマを長時間閉じ込めます。プラズマは電磁気的な流体で、核融合源であるプラズマ中のイオンの物理機構の解明と、その磁場閉じ込めが核融合プラズマ実現に不可欠です。
そして現在、核融合炉における燃料供給方法として、気体粒子注入法が主流となっています。しかし燃料気体注入法では炉心まで燃料が供給できないなどの問題がありました。そこで私の研究では燃料気体である水素を凍らせることにより固体水素氷片(ペレット)にし、高速で実験装置に打ち込む実験を行っています。この方法では高速で燃料を核融合炉に打ち込むので核融合炉の炉心まで効率良く粒子を供給することが出来る点で、燃料気体注入法による粒子供給法に比べて優れています。
ヘリオトロンJにはペレット入射と両立性の良い強固なNBI(中性粒子ビーム入射)システムがあり、ペレット入射による高性能なプラズマ生成の可能性を有しています。そこで私はヘリオトロンJで要求されるペレットサイズ、速度を達成しうるペレット加速、生成方法としてニューマチック加速、in-situペレット生成法が採用可能かを検討しています。
現時点では0.8mmサイズのペレットを実際に実験装置に打ち込み顕著な密度上昇が見られ、ヘリオトロンJにおける中心の少し手前でペレットが溶発していることがわかり、現在のペレットサイズでは少し小さい事が明らかになったため、今後はペレットのサイズの最適化をするため、CADを用いて装置を改良することや射出速度を調整していき実験装置に最適な条件を追求し、将来実現される核融合炉での燃料供給法の改善に繋げて行くことを目指しています。
学生時代、最も力を入れたこと
ベネッセ進研模試の採点リーダーとして、業務内容の期限や段取りの管理に尽力しました。
私は採点リーダーを5年間続けており、アルバイトにはリーダーが行う記述問題の採点と一般採点者が行う客観問題の採点がありました。ある採点会でリーダー採点が期限までに大幅に遅れる事態が起こり、そこで私は一般採点者の数人にリーダー採点を任せることにしました。それは普段とは違う業務をやってもらうためリスクが多い選択でした。そこで私はリスクをリストアップし、他のリーダーにリスクに対する指示を的確に行った結果、リスクを回避しつつ期限内に採点を終了することが出来ました。
この経験から目標達成のために思考し続ける大切さを学びました。
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日立製作所の 会社情報
会社名 | 株式会社日立製作所 |
---|---|
フリガナ | ヒタチセイサクショ |
設立日 | 1920年2月 |
資本金 | 4587億9000万円 |
従業員数 | 281,344人 |
売上高 | 9兆7287億1600万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 東原敏昭 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目6番6号 |
平均年齢 | 42.9歳 |
平均給与 | 935万円 |
電話番号 | 03-3258-1111 |
URL | https://www.hitachi.co.jp/recruit/newgraduate/index.html |
採用URL | https://www.hitachi.co.jp/recruit/newgraduate/ |