- Q. 志望動機
- A.
日本電気株式会社(NEC)の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒日本電気株式会社(NEC)のレポート
公開日:2020年7月27日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
- 大学
-
- 同志社大学
- インターン
-
- 日本ハム
- ニトリ
- 花王カスタマーマーケティング
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- 三井住友海上火災保険
- オリックス・クレジット
- オリエンタルランド
- オリックス銀行
- ユニ・チャーム
- 富士通
- 三菱UFJ信託銀行
- オリックス
- ジェーシービー(JCB)
- 三菱UFJニコス
- 日清製粉
- パソナグループ
- 三井住友信託銀行
- 入社予定
選考フロー
企業研究
まず、なぜIT企業に興味をもったのか、なぜ志望するのかを自身の原体験を探し出し明確にすることが必要だと思います。
その後、同業他社との比較を行います。比較方法として有益だったのは、○各社4名以上にOB訪問を行い、各社の強み・弱み・課題・雰囲気などを聞く。○各社の中期経営計画やプレスリリースを隅々まで読み、各社の特徴や押し出そうとしている策、求めている人物像、商品などを把握する。の2つです。
NECの面接では、入社後にどの分野で活躍したいか、どのように貢献したいかなどを具体的に回答することが求められていると感じました(特に最終面接の新規事業立案プレゼンで感じました)。よって、できる限りOB訪問を行うなど自身の力で企業についての理解を深め、それをアピールすることが必要であると感じました。
志望動機
私は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの顔認証システムが貴社が発明し、手掛けている物であると知り、自身も世の中が今よりもっと快適になるようなシステムを世間に提供したいと考えるようになりました。私は貴社の生体認証システムを利用して、人々の情報をパーソナライズし、それに合わせた生活習慣を提供できるようなシステムを生み出したいと考えています。そしてそれができることが当たり前である社会に貢献し、人々がより豊かで快適な人生を歩めるような社会を創り出したいです。貴社の生体認証システムは、日本ナンバーワンにとどまらず、世界ナンバーワンの功績を叩き出しています。この私の夢が叶えられるのは貴社しかないと考えております。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
学生時代、自身で最も"挑戦した"と思えることは何ですか?※周囲を巻き込んだ・チームで取り組んだことがあれば優先してお聞かせください。/あなたが今回選んだ職種(営業・スタッフ・SE)に応募した理由とその職種を通じて当社入社後に実現したいこと、期待することを教えてください。/自由コメント(特記事項など)
ES対策で行ったこと
就活会議などで過去のエントリーシートを参考にした。結論ファーストにすること、自分らしさを出すことを心がけた。友達や先輩数人に何度も添削してもらい、推敲を繰り返した。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
先輩にいただいたSPIの参考書を一周解いた。中学受験を経験していたため、対策はほぼしていない。1時間あるため、集中力を途切らせないようにした。
WEBテストの内容・科目
言語・非言語・性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 年配の男性の人事社員/営業部門の社員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
人柄が重視されていると感じた。私自身、通常はメールで通過通知がなされるところ、「1次面接で優秀であると判断した」という電話を翌日にいただき、特別選考ルートにのせてもらうことができた。
フィードバックをいただいた際に、学生時代に頑張ったことを数個答えた際に感じた人柄が評価されたとおっしゃっていた。よって志望動機よりも人柄が重視されていると感じた。
面接の雰囲気
面接官2人とも非常に優しかった。学生時代に頑張ったことを中心に聞かれたため、人柄を重視されていると感じた。
1次面接で聞かれた質問と回答
今興味があることを教えてください。
新型コロナウイルスについてです。
自身も十分になる可能性があり、今後の経済にも大きく影響を与えるため、他人事ではないと考えています。
私はこのニュースに関して、2つの意味での医療崩壊の恐れがあると考えています。
感染症患者の受け入れは感染症病床を備える医療機関しか行うことができない。国内の感染者数は日本の病床数合計を越えようとしており、医療崩壊は目前ともいえる。感染拡大を阻止することは、医療崩壊を阻止することに繋がります。またこれまで当然のように受けられていた医療が受けられない現実は、もうひとつの医療崩壊といえるでしょう。
IT企業の視点でみると、AIが感染症の拡大を予測し、新型コロナウイルスを抑制できる可能性があると考えています。
なぜIT業界、またその中でも当社に就職したいと思ったのですか。
私は日々生活している中で、「こんなものがあったらいいな」と考えることが多々あります。例えば、病気を未然に防ぐことができる端末、災害を正確に事前に予知できる端末などです。それらを実現できる最も近い存在がITであると考えたため、IT業界を志望しています。その中でも御社を志望している理由は、主に2点ございます。1点目は、生体認証システムなど様々な領域の分野の技術を掛け合わせることによって人々の潜在的なニーズに叶うサービスが提供できると考えたためです。2点目は、数人にOB訪問をさせていただいて実感した社員の方々に共通する「上昇志向」の精神です。様々なことに挑戦し続ける御社の社員の方々と共に、私自身も日々新たなことに挑戦し続けたいと感じました。
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2020年05月
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 男性の人事部長/営業部門の人事役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
新規事業立案ということで、実際に働いておられる社員の方々とは異なる視点で発想すること・プレゼンに自分らしさを盛り込むこと・それがNECで実現させたいという熱意を伝えることが大事であり、そこが同時に評価されたと感じた。
型に囚われすぎず、プレゼンに自身の強みを盛り込み、自分にしか思いつかないだろうという柔軟さで考えることが重要だと思う。
面接の雰囲気
始めは厳かな雰囲気だったが、徐々に和んでいった。面接が始まっていきなりプレゼンに入ったため、緊張感はあったが、解してくださった。
最終面接で聞かれた質問と回答
新規事業についてプレゼンをしてください。
私が考えた新規アイデアは、「あなたよりもあなたを知っている?パートナーロボ
1家に1台を当たり前に」です。このタイトルだけでは全く意味が分からないと思うので、この立案に至った経緯と思い・案件概要・案件の背景・収益性の推定・懸念点の順に詳しく説明していきたいと思います。また、新入社員になりきってプレゼンしますので、御社のことを弊社と呼ばせていただこうと思っています、ご了承ください。
私には、日々生活している中でこんな課題が解決されたら、もっと人々が便利で豊かな生活ができ、もっといい世の中になるのではないかな、と感じることが多々あります。
たとえば、地震大国と言われている日本において、地震速報という機能があるにも関わらず実際に過去に誤作動が起こったという事実から、信憑性が低く安心しきれない。現在の自身の健康状態や起こりうるリスクが把握しきれていない、災害があった際に、自身の現在地から最も近い避難所はどこなのか、自分に適した避難ルートはどれなのか分からない、などです。
私の貪欲・好奇心旺盛・新しいことが好き、という3つの特徴から、何かしらの新しいソリューションで、この中の1つ、ではなく全てを解決したいと考えました。そこでこれらの課題の源泉となる共通点を探したところ、「SNSに蔓延する過多な情報量により、取捨選択ができず適切な判断ができない」ということが私の中の問題意識としてあるのではないかと考えました。もしも個々人のパーソナライズされた情報から導き出したリスクなどをそれぞれが知ることができたなら、見えないリスクや誤った情報に怯えることなく安心して生活することができ、そのような現象は解決できるのではないかと考えました。
そこで私が考案したのが、冒頭に述べたパートナーロボです。具体的には、個々人が身に着けるウェアラブル端末に連動したAIロボットを家庭に設置します。そしてウェアラブル端末によってパーソナライズされた情報を基にAIロボットが健康状態などをお知らせし、またそれに合った生活習慣を推奨したり災害を予測したりします。
想定している搭載機能は、スライドをご確認ください。これらを適切に掛け合わせることで、パートナーロボができることについては、スライドの8枚目におまけとして具体例をあげておりますので、お手すきの際に見てみてください。
ターゲットとしては、日本在住ということを前提に、まずは導入段階として使用ニーズが高いと推定される、裕福かつ常に最新のトレンド、サービスを把握し手に入れている30~40代の若者と裕福かつ健康面に気を使っており、子と離れて生活しており子も自分も生活に不安を抱えている独居老人を想定しています。
案件関係者は、今の段階では各医療機関、自治体、気象庁、栄養士会などを想定していますが、随時機能をアップデートするにつれて、関係する団体は増え、できることも増えていくと考えています。またこの時、案件を遂行するにあたって、私の強みである一人一人に真剣に向き合い本音を引き出す傾聴力と様々なタイプの人を巻き込み同じ方向を向かせる力を活かして、案件関係者の潜在的なニーズを引き出し、御社の技術と適切に組み合わせ新しい価値を生み出し、逆境があっても決して諦めず最後までやり遂げる粘り強さを活かし、もし断られてもその理由を考え、打開策を探し、何回でも交渉しにいきます。
そしてこの案件を実行することによって、個人にあった的確な情報があたえられることで安全・健康等が担保される社会にしたいと考えています。具体的には、ドラえもんのように、パーソナライズされた情報を基に、常に1歩先の未来から人々を見守り、リスク回避をするための解決策を可視化して提供してくれるサービスが享受できて当たり前である、豊かな世の中です。AIロボットが、皆より皆のことを理解してくれる、パートナーのような存在になってほしいという願いから、パートナーロボと名付けました。しかしこれを達成するには、最終的にはスマートフォンのように世の中の人々にとって必要不可欠であり持っていて当たり前という認識になることが必要です。今や日本人の77%が持っているスマートフォンも、発売された2011年当初は皆「ガラケーで十分だ」と考えていたはずです。しかし使用する人が次々に便利であることを伝え、徐々に使用人数が増加していくことで今のような状況になりました。今回の案件についても、まずはターゲットに着実に使用してもらえるよう働きかけ、その便利さが伝わっていけば持っていて当たり前である社会も実現できるのではないかと考えています。
また想定される競合他社としては、同じくIT業界でありzinraiという技術を所持している富士通さん、lumadaという技術を所持している日立製作所さんを想定しています。それらの企業とは、御社の世界に通用する生体認証システム等高度な技術の搭載、そして公共インフラに圧倒的な実績と強みを持っているため、いままでの協創で得てきた信頼・ノウハウ・ビックデータを活かすことで差別化することができると考えています。
次に、案件の背景についてです。これに関しては、災害面、健康面など様々な現状があるので、健康面に絞って簡潔にお話しします。健康面では、大きく2つの課題があると考えました。1つ目は少子高齢化による人口急減・超高齢化問題、2つ目は予防医療の定着度の低さです。これらの課題も、パートナーロボであれば解決することができると考えています。
次に収益性の推定です。ビジネスモデルとしては、医療機関等各専門機関から弊社が情報・技術を得て、その代わりに代金とともに国民が使用することによって得られたビックデータを共有します。そして弊社から家電量販店や販売代理店に製品を売り、最終的な利用者に売ってもらいます。このビジネスモデルでは、Win-win-win-winの関係性を目指します。
そして中長期的な目で見て、スマートフォンが日本での初発売から8年で国民の77%に普及したというデータを基に、全国民の50%が所有するようになると仮定します。製造費や広告宣伝費がかかることも加味し、またレンタルサービスは1ヶ月間無料で試せるという内容で想定します。
売上の計算過程としてはスライドを参照ください。約84兆の売り上げが見込める計算です。
最後に反対されそうな箇所・パートナーロボができることについてはスライドの7・8枚目をご参照ください。
ご清聴ありがとうございました。
この立案を施行するにあたって活かせると感じる自身の強みはなんですか?
多様な案件関係者と関わるにあたって、「異なるタイプの人たちを巻き込み、同じ方向を向かせる力」が活かせると考えています。実際に、議員インターンに参加していた年代の異なるメンバー5人を巻き込み、政策立案大会に出場しLGBTの方が暮らしやすい街の政策考案に挑戦した経験があります。また政策を考える際、LGBTの方々の意見を多く取り入れるため、多くの方々に協力していただきました。
もちろん今の段階で実現可能性は極めて低い立案ですので、反対する方もおられると思います。そうなったときに、今までの経験を生かして、論理性と熱意をうまく掛け合わせることで相手をも巻き込み、納得していただき、協力していいものを共に作り上げたいと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定をいただいた後も、何度も人事の方とお話する機会をいただくことができ、相談させていただいた。私自身の人生について深く考えてくれていると感じた。通過後1週間以内に承諾するか否かの決断を求められる。
内定に必要なことは何だと思うか
IT業界を受けるのであれば、OB訪問はできる限り行った方が良いと感じた。なぜなら、IT業界は事業内容が実に似通っており、差別化が難しいためだ。社員の方の雰囲気や、働いているからこそわかる強みや課題を引き出し、それらを面接で言えるようにすると良いと思う。
また、素直に受け答えすることは非常に重要であると感じた。実際、1次面接において同業他社も内定をもっていることを素直に伝えたが、特別選考ルートにのせてもらうことができたためだ。嘘をつかない学生というのはどの企業も求めているのかなと思った。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
私自身が内定をいただけたのは、人柄と熱意がうまく伝わったためだと感じた。
今年はWEB面接のためプレゼン形式の面接が取り入れられ、来年以降どうなるかはわからないが、熱意を示せるところは最大限示した。例えばプレゼンの資料作り。誰よりも凝った自信がある。誰しも企業を受けている以上、少なからず「受かりたい」という思いは持っているはずだ。しかしそれを最大限伝えられるかどうかはその学生の裁量にかかっていると思う。「面接官の質問が微妙だったから熱意を伝えられなかった」という言い訳はできない。どんな質問でも、熱意を伝える方法は必ずある。
内定したからこそ分かる選考の注意点
プレゼンは本当に想定していなかったところを深掘りされる。我ながら懸念てんや反対されそうなところの対策は十分にしたつもりだったが、さすが現場社員といったところか、学生には検討もつかないような鋭い質問が飛んでくる。しかし恐れなくても心配ない。自分自身の考えを等身大に素直に答えれば面接官にも伝わる。
内定後、社員や人事からのフォロー
OB訪問をセッティングしてくださった。人事の方が幾度も相談に乗ってくださった。
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A.
私は、日本の素晴らしい技術力や製品を通して世界中の人々の生活を豊かにしたいという思いがあります。そんな中で貴社を志望する理由は2点あります。1点目が私たちの身近な生活を大きく支えている点に魅力を感じたからです。電車の電光掲示板や太陽光発電といったありとあらゆるところに利用されており、またコンプロシスというIot製品における強みを持っている点にも魅力を感じたからです。 2点目が、グローバルに展開しているからです。アメリカや中国、シンガポールといった国々でシェア拡大を行っている点に魅力に感じたからです。貴社では、若手であっても大きな仕事に携わることが出来ると説明会で仰っていたので、私の留学経験や国際ボランティア団体の経験を活かしてグローバルに活躍できると思ったからです。 続きを読む
日本電気(NEC)の 会社情報
会社名 | 日本電気株式会社(NEC) |
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フリガナ | ニッポンデンキ |
設立日 | 1899年7月 |
資本金 | 3972億円 |
従業員数 | 105,276人 |
売上高 | 3兆4772億6200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 森田隆之 |
本社所在地 | 〒108-0014 東京都港区芝5丁目7番1号 |
平均年齢 | 43.3歳 |
平均給与 | 880万円 |
電話番号 | 03-3454-1111 |
URL | https://jpn.nec.com/ |
採用URL | https://jpn.nec.com/recruit/newgraduate/index.html |