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株式会社日立製作所 報酬UP

【未来を拓くエネルギー】【21卒】日立製作所の技術職の本選考体験記 No.9897(大阪大学大学院/男性)(2020/7/13公開)

株式会社日立製作所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2021卒株式会社日立製作所のレポート

公開日:2020年7月13日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 大阪大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

夏季インターンシップに参加したことがかなり役立ちました。実際に働くことで会社の雰囲気や社風なんかもざっくりとわかりますし、何より社員や他のインターン生と仲良くなれたことで、その後の就活において有益な情報交換をすることもできます。また、日立は立地が他社と比べて特殊な方だと思うので、その土地に自分が合うかを確かめる意味でも行く価値はあるでしょう。本選考が近づいてきたら、主に「日立評論」という社内報を参考に他社との違いを詳しく勉強しました。例えば電車なら、まずJRなどの顧客側との役割の違い、そして川重や日本車両製造といった競合他社とどういったところが違うのかなどを詳しく理解する必要があります。これらのことは志望動機にもつながるので、念入りに調べました。

志望動機

志望動機で主張したことはエネルギー問題を解決したいということです。世界のエネルギー需要の高まりと、脱炭素化という相反する要求にこたえていくためには、原子力発電の活用が必須であり、日本でトップクラスの原発技術を誇る日立ならばそれができると考えました。それに加えて、他社と比べてなぜ日立なのかということを主張しました。日立は他社と比べて総合力で優っている企業だと思います。例えばエネルギーで言えば、エネルギーを生み出す中核の炉心部分、電力に変換するタービン、そして発生した電力を送る送電技術、さらには近年では分散型エネルギー技術など、すべてを含めたトータルパッケージで顧客にサービスできる点が強みだと思います。今後の社会でエネルギー問題を解決するためにはこのようなトータルパッケージが重要だと考え、志望したと主張しました。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

WEBテスト対策で行ったこと

玉手箱の教科書を使ってある程度出題傾向を把握した

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、英語、性格診断

1次面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

志望動機については、なぜエネルギー部門なのか、そしてなぜその中でも日立製作所なのかということを理詰めで話したことが評価されたように思います。

面接の雰囲気

志望する部署の人が面接に参加していた。雰囲気はそれほど堅くはなく、面接官の方が興味を持ってこちらの話を聞いてくださっている印象だった。

1次面接で聞かれた質問と回答

日立製作所を志望した理由

日立製作所を志望した理由は、エネルギー問題を解決したいという想いがあるからです。大学の授業でエネルギー問題について専門的に学ぶ機会が多くあり、その中で日本のエネルギー需給率が低く、発電時の二酸化炭素排出量が他国と比べて多いことに危機感を持った。この問題を解決するためには原子力発電の活用が不可欠であるが、原子力発電には安全性の問題があり今後も技術を高めていく必要がある。日立製作所はBWRの進化型であるABWRや、SMR,RBWRといった新型炉の開発にも意欲的であり、今後の原子力発電の発展において最も有望な会社だと思います。私も大学で学んだ知識を活かして、原子力発電の発展によるエネルギー問題の解決に貢献したいと考え、御社を志望しました。

原子力発電が社会に認められるにはどうすればよい?

(正直なところ、この質問は想定しておらず、かなり動揺した。)私は原子力を認めてもらうには2点やるべきことがあると思います。1点目は無事故運転の継続です。福島第一原発の事故まで、原子力発電が認められてきた背景には、それまで事故を起こすことなく運転してきたという実績があったからだと思う。これから先何10年も無事故運転を続けることで自然に受け入れられてくると思う。もう1点は新型炉の開発である。これまでの原子力発電の方法と比べてより事故時のリスクの低い新型炉が現在開発中であると聞いた。こういった新型炉を慎重に開発していくことに加え、その安全性を世の中にアピールすることで、これまでの原子力発電とは違うということをアピールし、イメージを刷新できると思う。

最終面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

質問に対して的確にかつ無駄なく答えたことが評価されたと思う。詰まってしまったときにはあいてからの助け舟にうまく乗れたことも評価かされた気がする。

面接の雰囲気

雰囲気は堅くない。面接前に雑談をするくらい。面接官はどちらかというと熱血系で、理詰めで冷徹というよりは単純な興味で深堀してくる感じだった。

最終面接で聞かれた質問と回答

日立製作所を志望した理由を教えてください。なかでも他社ではなく日立を選んだ理由

(前回の面接で聞かれたことと同じであるが、今回の面接ではより深堀が激しかった。初めに前回面接時と同様の内容を答えたところ、では例えば東芝ではなく日立の理由はなどと深堀された。)他社ではなく日立を選んだ理由は、御社が最も原子力発電の技術において他社より優れていると考えるからです。BWRだけでなくABWRやSMRなど新型炉に次々とチャレンジしているのは御社だけであり、そのような研究開発があってこそ原子力発電を発展させられると思います。例えば東芝でも似たような研究開発をやってはいるが、それでもなぜ日立といわれたらそれは雰囲気や社風です。日立製作所のインターンに参加したとき、社内の雰囲気が良く、自分に合っていると感じました。

他社の選考を受けているか、また、日立は田舎であるが大丈夫か。

同業界で他社の選考は受けていない。他の業界では2社受けており、1社は内々定を頂いている。しかし、御社が第一志望である。また、日立製作所の立地に関しては問題ない。インターンで2週間ほど日立市に滞在したが、自然豊かで自分に合っていると感じたので、心配ない。(他社の選考に関しては多少盛ってでも順調に進んでいる風を装うのがいいと思います。やはり他社が欲しいと思う人材は欲しいと思うし、他社がいらない人材はいらないのだと思います。また、日立市は都会に住んでいる人にとってはかなり田舎であるので、この手の質問は必ずあると思った方がいいと思います。インターンに参加していない場合は田舎に行った経験など何らかのエピソードを用意しておくべきだと思います。)

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

特に強制的なことはされてはいないが、日立製作所に決めるように後押しする電話が何回かあった。また、先輩社員を相談役につけてくれた。

内定に必要なことは何だと思うか

そこそこの大学であればリクルーターがついてくれます。そのリクルーターは最大限に頼るといいと思います。私の場合、リクルーターの方にESに関するアドバイスをいただいたり、面接前には激励を頂いたりしました。そのおかげで面接時の深堀に対しても冷静に対応できました。また、日立には同業他社が多くあるので、その会社ではなく日立を選ぶ理由はどこでも聞かれると思って回答を練っておくべきです。同じ日立の中でも似たような部門は数多くあるのでなぜその部門なのかまで考えておくとよいでしょう。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

言葉に経験的裏付けがあるかどうかだと思います。いろんなことにチャレンジしている人は、何を言ってもその裏には経験があり、説得力があります。志望動機や他社との比較などあらゆる場面で、理由に対して経験的裏付けを(無理やりにでも)作るようにするといいと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

夏のインターンで抜群に良い成績だと選考をかなりスキップできるらしい(社員に聞いた)ので、インターンに参加する人はそれを踏まえて活動しましょう。また、同業他社よりは選考が早く進むので、他社が本命の人は要注意。

内定後、社員や人事からのフォロー

大したものは特にありませんでしたが、相談役に先輩社員を付けてくれた

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 海外拠点で働きたい

入社を迷った企業

株式会社豊田自動織機

迷った会社と比較して株式会社日立製作所に入社を決めた理由

日立製作所は抜群に給料がいいという感じがした(就活サイト調べ)。また、日立製作所であれば、もし入社した時の部署で仕事がなくなっても、多数存在するグループ企業や、他部門など行くところはどこにでもありそうだったから。あと最も大きかったのが、他のメーカーと比べてITなど新しい技術を取り入れようとする社風があり、それぞれの社員もそれを考えて仕事に取り組んでおり、時代遅れの企業にはならなさそうだと感じたから。

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日立製作所の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社日立製作所
フリガナ ヒタチセイサクショ
設立日 1920年2月
資本金 4587億9000万円
従業員数 281,344人
売上高 9兆7287億1600万円
決算月 3月
代表者 東原敏昭
本社所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目6番6号
平均年齢 42.9歳
平均給与 935万円
電話番号 03-3258-1111
URL https://www.hitachi.co.jp/recruit/newgraduate/index.html
採用URL https://www.hitachi.co.jp/recruit/newgraduate/
NOKIZAL ID: 1130244

日立製作所の 選考対策

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