【研究開発グループの挑戦】【18卒】日立製作所の研究職の内定者のアドバイス詳細 体験記No.2946（東北大学大学院/男性）（2017/12/5公開）

学校推薦を使っていたので一週間以内に返事をするように言われた。一週間以内に返事をしない場合は自動的に内々定は取り消しだった。

研究開発グループの倍率は極めて高く、その競争は熾烈を極める。自分の能力を多少誇張するぐらいの意気込みで自分を売り込まなければならない。日ごろから自分でちゃんと考えて、研究に精を出すことが大事。研究開発グループでは、サークル活動やアルバイトでの経験より、論文投稿数や学会発表での経験の方がアピールポイントになると思う。必死に研究した成果があって、同期よりも頭一つとびぬけている自信があれば挑戦してみてもよいと思う。

修士卒で研究開発グループの内定をもらうためには、就活をする時点で、自分のやっている研究での成果が既にまとまっている必要がある。学会発表や論文投稿、研究会発表などの経験が皆無であると、研究開発グループでの内定は厳しいと言わざるを得ない。

研究開発グループでの面接においては、研究内容を発表する必要がある。ただし、面接官が必ずしも自分の専門分野に精通しているとは限らないので、専門用語の乱発は絶対に避けなければならない。素人にも分かるくらいにかみ砕いて説明することが必要だと思う。特に数学専攻の人は研究内容を説明するのに苦労すると思う。

懇親会を開いてくれた。入社前に不安な点があれば若手社員とお話しする機会を設けると言われた。

• 20代の成長環境
• 海外拠点で働きたい
• 給料・待遇

日本電気株式会社（NEC）

日立製作所は幹部に技術畑の人が多いことが印象が良かった。今の社長も技術畑出身の人である。また変人会なるグループが存在し、研究開発グループにおいては入社後に博士号をとることを支援してくれる体制が整っていたことも決め手の一つである。アカデミアにいくか、企業の研究職として働くことかを悩んでいた自分にとって会社に在籍しながら博士号修得に挑戦できるのは大きな魅力であった。また平均年収も高く、住宅手当なども充実していたので日立を選んだ。