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Q.
大学・大学院で専攻・真剣に取り組んだことは何ですか。また、その具体的な成果や、評価されたことがあれば教えてください。
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A.
スポーツ新聞サークルに所属し、体育会の部活動に取材をして同じ大学の仲間の活躍を発信することに情熱を注いできました。中でも、全10大学のスポーツ新聞部と協力し、大学バレーボールのインカレに向けた特集冊子を2000部発行したことが最も力を入れて取り組んだ活動です。私は編集部の代表として、編集ソフトの使い方を一から独学で学び、全48ページのレイアウトを担当。印刷業者と打ち合わせを重ねながら計画を立て、完成に至るまでに素材をどう集めていくかという編集部全体のマネジメントも行いました。企画はより読者目線で楽しめる冊子を作るために、例年は選手間投票で選出していた関東大学オールスターにTwitterによる一般投票を導入すると共に関西の大学新聞部にも記事と写真の提供を依頼して、東西の垣根を越えた情報の掲載を可能にしました。SNSを使った宣伝のかいもあり、会場では全ての冊子を配り終え、後日郵送希望の問い合わせが30件以上も寄せられるなど、大きな反響を呼びました。内容にもデザインにも妥協することなく、情報提供という形で大会を盛り上げるコンテンツを作り上げ、大学男子バレーの魅力を広めることに貢献しました。 続きを読む
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Q.
上記の経験や学びを、当社で(スポーツビジネスに)どのように活かしていけると思いますか。
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A.
私は貴社で「スポーツの魅力を創る」仕事をしたいと考えています。上記の冊子制作では、大学の違う人たちがバレーボールを通じてプロジェクトチームとなり、一つのものをつくるという体験をしました。そこで編集や企画、取材、業者との打ち合わせなど必要とされることを全て行い、はじめは困難と思われることでも一つずつ行動を起こしていくことで成し遂げられることを学びました。また、記者として数多くのスポーツの現場に立会い、選手に取材を行う中で、競技そのものの魅力に加えて周りを取り巻く環境に興味を持つようになりました。「一般的に知名度が高い競技とマイナー競技の差はどこにあるのか。」「選手の価値(待遇)が競技の一般的人気度に左右されてしまうのはおかしいのではないか。」どの競技も同じように真摯に打ち込む選手がいて、応援する人たち、観戦を楽しむ人たちもいる。それなのに、周りの環境で競技や選手に自然と優劣がついてしまう事には疑問を持たざるを得ません。私は記者として培ったスポーツを見る眼力と、記事や写真の技術を追求することで鍛えた伝える力、そしてプロジェクトをまとめ上げたマネジメント力を活かし、スポーツの価値を高めることに尽力したいです。 続きを読む