21卒 本選考ES
技術職
21卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
-
Q.
研究内容(1200字以内)
-
A.
コンビニやスーパーなどに設置されている開放型冷凍冷蔵ショーケースの省エネルギー化に向けた温度制御方法について研究しています。 コンビニやスーパーなどの店舗全体の消費電力の中でも冷凍冷蔵ショーケースの割合は約3割を占め、店内照明やエアコンなどの機器を上回ってトップであり、省エネルギー化が求められています。中でも日本では開放型の冷凍冷蔵ショーケースが多く用いられており、ショーケース正面からの暖かい空気の侵入を防ぐためにエアカーテンを設けています。エアカーテンでの侵入熱冷却に消費電力の約7割が使われているため、エアカーテンの高効率化により店舗全体の省エネルギー化に貢献できると考えました。しかし庫内温度制御において、気流の乱れなどの実際の運転環境を考慮した高効率な制御はなされていません。熱負荷を削減し高効率化するためには、エアカーテンの熱負荷特性と冷凍機の特性をどちらも把握し、相互作用を考慮して検討する必要があります。これらの背景より、エアカーテン側における気流の乱れを考慮した高効率運転手法の確立のため、気流解析、熱解析を行い、エアカーテンの熱負荷特性を把握することを目的としています。 具体的には、○○の○○や○○をパラメータとして○○を用いたシミュレーションを行い、定常状態の熱負荷特性の把握を進めました。従来の研究では、ショーケースを横から見た断面のみでの○○が主流でした。しかし、ショーケース正面から見て横方向にも気流の乱れは存在することから、○○だけでなく○○として解析する必要があると考えました。そこで私は、新たに実機を模した○○を作成し、解析することで実際の運転環境により近づけ、ショーケース庫内の複雑な気流や温度分布を正しくとらえやすくしました。実際に実機実験の値から、このモデルの妥当性は検証されており、今後の研究にも活かせるものであると考えています。 解析の結果、庫内温度を一定に保てる条件下では、○○の風を○○で流すことが最も熱負荷を低減できる条件であるということがわかりました。これは、エアカーテンの風速が大きくなるほど気流の乱れが生じ、店内の暖かい空気を庫内へ巻き込んでしまうからであると考察します。今後の方針として、店内から庫内への侵入熱を冷却する冷凍機システムを同時に考慮して計算することで、庫内だけでなくショーケース全体の省エネルギー化に向けた制御方法を考えます。冷凍機サイクルの性能を評価できるシミュレータを構築し、把握した熱負荷特性を組み込んで年間性能評価を行うことで、実運転環境により近い条件で精度を高めながら評価していきます。これによって地球温暖化防止につなげ、人々の豊かな暮らしに少しでも貢献したいです。 続きを読む
-
Q.
自分のセールスポイント(200字以内)
-
A.
主体的な行動力です。研究の一環として、2週間に及ぶ海外研修に自ら手を挙げて参加しました。日本以外に4か国の学生が参加しましたが、グループ内でも国によって文化や性格が異なり、プロジェクト完成に向けて議論を進めるのは大変困難でした。そこで私は、実際に議論に入る前に、全員の内容理解を常に確認しながら議論を進めようと提案しました。結果、チーム全員が納得できるものを作り上げ、独自性、現実性を評価されました。 続きを読む
-
Q.
今までに最も力を入れて取り組んだ事(200字以内)
-
A.
所属する○○サークルで、目標としていたリーグ昇格に大きく貢献したことです。○○としてチームを牽引した○○において、3回戦で負けた悔しさから、チームで勝ちたいと強く思っていました。 サークルの順位低迷の最大の原因は精神的弱さだと考え、精神的ノウハウを中心に、後輩の実力や性格に合わせて言葉を変えながら伝え続けました。全員のモチベーションや実力の向上に尽力し、4年ぶりの目標達成に貢献しました。 続きを読む
-
Q.
志望動機(200字以内)
-
A.
鉄道車両設計に関わりたいからです。私は、環境に優しく、かつ人々に愛される鉄道をグローバルに発展させることで、世界各地域の発展と共に持続可能な社会に貢献し、人々の暮らしを豊かにしたいと考えています。その中で、海外とも密に連携し、技術を世界に発展させる貴社の姿に惹かれました。先頭車両の空気抵抗低減や台車の軽量化だけでなく、乗り心地やデザインまで考慮した設計に尽力し、目的を達成したいです。 続きを読む
-
Q.
デジタルを活用し日立のビジネスにおいてどのような活躍をしたいか(200字以内)
-
A.
走行時の台車や車体の挙動をデータ化し、安心・安全な車両設計に活かしたいです。車両設計において、地球環境への配慮や快適性向上は重要な要素ですが、第一に安全性の担保が必要不可欠であると私は考えます。台車や車体の振動、音、歪みなどを検知し、部品や機器の不具合を予測できるシステムを構築します。これにより、事故を未然に防ぐことで安全性をさらに高め、人々の豊かな暮らしに貢献したいです。 続きを読む