19卒 本選考ES
技術職
19卒 | 横浜国立大学大学院 | 男性
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Q.
選んだコースで、あなたがソニーで取り組みたい内容について記述してください。(300文字以内)
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A.
私は暮らしをより豊かにするために、あったらいいなと思えるようなプロダクトを開発して人々を感動させたいと考えています。スマートフォンが登場してから約10年経ったため、近い将来において全く新しい携帯電話が開発されるのではないかと私は考えています。私はそのような近い将来においてどのようなプロダクトがヒットするかを推測し、開発をするといった挑戦的な仕事に関してとてもやりがいを感じます。貴社は幅広い事業領域において高い技術を有しているため、このような仕事をするために最適な環境であると考えています。このような環境の下で、人々に感動を与える画期的なプロダクトを開発していきたいと強く思っています。 続きを読む
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Q.
選択した領域・カテゴリーで最近注目しているプロダクト・サービスとその理由を記述してください。(200文字以内)
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A.
私はXperia Touchに注目しています。今までのプロジェクターはただ投写する道具であると考えていましたが、このプロダクトは様々な場所にスクリーンを投写するだけでなく、スクリーンをタッチして操作できる点に非常にユニークさを感じたからです。このような画期的なプロダクトは人々を感動させ、家庭のみではなく、教育現場、仕事場といった多岐にわたる現場での活用の可能性を秘めていると感じています。 続きを読む
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Q.
卒業/修士論文や、学科/専攻の授業の中で、最も力を入れて学んでいるテーマの概要を記述してください。 (500文字以内)
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A.
私は最も力を入れて学んでいるテーマは、次世代二次電池であるリチウム硫黄電池に適用する電解液の創製です。近年、エネルギー密度が高いリチウムイオン二次電池はスマートフォンなどの小型デバイスから自動車のような大型デバイスまで幅広く利用されています。しかし、高容量化の実現や高コスト、資源的制約といった様々な課題が挙げられます。そこで正極に硫黄、負極にLi金属を用いたリチウム硫黄電池の研究が近年盛んに行われています。リチウム硫黄電池は低コストで理論容量が高く、高エネルギー密度の電池として期待されています。しかし、リチウム硫黄電池は充放電反応時に生成する反応中間体が電解液へ溶出することで電池性能が劣化するといった問題点を有し、実用化が阻まれています。そこで私の研究では反応中間体の溶出を抑制することができる、室温で液体の塩である溶媒和イオン液体を電解液に用いることで問題点の改善を目指しています。現段階では溶媒和イオン液体を電解液に用いた際に高い容量を発現することができましたが、エネルギー密度はまだリチウムイオン電池に到達していません。今後は高エネルギー密度化を目指して研究に励んでおります。 続きを読む
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Q.
研究成果の学会発表/論文投稿/特許取得、コンクールや大会での成績などがあれば記述してください。(300文字以内)
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A.
2018年3月10日 電気化学会第85回大会において口頭発表 2018年4月16日 ISE 22nd Topical Meetingにおいてポスター発表予定 続きを読む
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Q.
あなたが何かを解き明かした・成し遂げた・作り上げた、いずれかの経験について、あなた自身のアプローチや工夫と役割、最終的な成果(物)がわかるように記述してください。(500文字以内)
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A.
私は同じ研究室内の博士留学生と論文の共著者として共同研究を行い、英国王立化学会への論文誌の投稿に至ることができました。共同研究を行った博士留学生の研究内容は私の研究とはあまり関連性はありませんが、大学院へ進学する前の研究室で得られた異分野の知識を活かすことができると考え、自ら共同研究を呼びかけました。私は共同研究において作製した試料を分光測定し、得られたデータの解析から成分の同定を行いました。同定は分光測定より得られたスペクトルに既知化合物のデータをフィッティングして何が含まれているか解析することで行いました。測定した試料は未知であり、また何種類の化合物からなる物質なのかも定かではありませんでした。そのため、先生たちにアイディアを求め、関連論文を何報も熟読し、考え得るあらゆるパターンを試しました。その結果、業績が認められ、最終的には論文誌の投稿に至ることができました。私はこの共同研究を通して世の中に無駄な知識は決してないことを再認識しました。私は大学時代と現在学んでいる内容はかなり異なりますが、今回のように共同研究を通じて異分野でも役に立つことを深く実感することができました。 続きを読む