2022卒の名古屋大学大学院の先輩が東芝環境経営推進室の本選考で受けた1次面接の詳細です。1次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。
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2022卒株式会社東芝のレポート
公開日:2021年8月3日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 環境経営推進室
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- あり
選考時の新型コロナ感染症対策
1次面接から最終面接までオンライン開催でした。社員の方もマスクをしていた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年04月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 10年目までの若手社員
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
入室するとすぐ始まる.
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
かなりわかりにくい研究であるがそれらをわかりにくい説明できたのが評価されたと思います。また、その研究の研究背景を中心に伝えるように工夫しました。
面接の雰囲気
かなり温和な雰囲気の面接でした。初めに15分程度社員の方の自己紹介をしてくださりリラックスして臨めました。学生の人間性を見ているように感じました。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
研究について15分程度で教えてください。
持続可能な社会を目指すにあたり自動車の低燃費化は大きな課題となっております。日本全体での二酸化炭素排出量の16%が自動車によって排出されています。私の研究では自動車に使用されるエンジンオイルの力学特性を計測し、エンジンオイルの添加剤や粘度を最適化するこでエンジン内部における摩擦損失の低減を目指しております。エンジン内部での摩擦損失を半分にすることで自動車のエネルギー損失を5%減らすことができます。このことにより日本全体の二酸化炭素排出量を1%減らすことができます。低燃費化に向けてエンジンオイルの低粘度化は有効でありますが一方で機械同士の隙間がナノメートルオーダーまで狭小化し表面に磨耗や焼きつきが発生しています。近年の研究により高分子添加剤がナノ隙間においても摩擦低減効果を果たすことが明らかになっているため、私の研究では独自の計測装置を用いて高分子を添加したエンジンオイルのナノ隙間における粘弾性を計測し潤滑現象の解明に努めています。計測装置はピエゾ素子によりファイバを正弦波加振して基板上の潤滑油をしゅう動し,その時の先端の振幅・位相変化を光学的に検出することで,プローブ先端と基板間のナノすき間に介在する潤滑油のずり粘弾性を測定しております。固体接触点を正確に算出することが粘弾性のすき間依存性を計測する上で重要であり、従来装置では非同期成分の立ち上がりを固体接触点としておりましたが高分子添加エンジンオイルでは表面に吸着膜が形成されることによって非同期成分の立ち上がりがなだらかになり固体接触点検出が困難となっておりました。そこで私は従来すき間を計測する光干渉計を固体接触点検出に用いました。しゅう動子として用いる光ファイバプローブ内にレーザー光を導入し,プローブ先端と潤滑油の界面からの反射光と,基板表面からの反射光の光干渉による干渉光の光強度を計測しました。固体接触後にプローブと基板との接触面積が大きくなることにより光強度の立ち上げを見ることで固体接触点検出を行いました。しかしながら光強度の標準偏差が大きく測定精度に課題がありました。そこでアクチュエータなどの機械要素の配置を変えることですき間変動を抑制することで精度が向上しました。その結果、ノイズの軽減に成功し、再現性の高い粘弾性の結果を得られるようになり吸着膜の存在を裏付けるデータを取得することができました。このデータから高分子添加剤はナノ隙間において吸着膜の形成によって油膜保持に寄与し,高ずり速度では摩擦が低減させることが示唆されました.修士論文に向けてはエンジンオイルの分子構造を変えることで吸着効果の検証を行うとともに、実際の使用状況に近づけるために加熱状態での測定を行いたいと考えております。
研究をどのようにして会社に活かしますか。
工場には多くの装置がありますが、それらの軸受内の潤滑油について最適化はあまり進んでおりません。潤滑油を使用環境や耐用年数、信頼度に応じて粘度や添加物を変えることによってより少ないエネルギーで機械を作動できるようになるので環境負荷の低減と利益の向上に貢献することができます。
面接官『この部門は本社勤務と工場勤務がありますが、どちらを希望していますか?』
回答『初めは研究をより活かすことができる工場での勤務を希望しています。その後本社に異動して開発や計画策定に携わりたいと考えています。』
面接官『工場勤務はかなり精神的にもタフな仕事ですが、耐えられますか?』
回答『中高運動部に所属しており、現在は研究室でハードに研究をしているのでタフさには自信があります。』
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東芝の 会社情報
会社名 | 株式会社東芝 |
---|---|
設立日 | 1875年7月 |
資本金 | 2014億4900万円 |
従業員数 | 105,331人 |
売上高 | 972億1800万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 島田 太郎 |
本社所在地 | 〒105-0023 東京都港区芝浦1丁目1番1号 |
平均年齢 | 45.0歳 |
平均給与 | 866万円 |
電話番号 | 03-3457-4511 |
URL | https://www.global.toshiba/jp/top.html |
採用URL | https://www.global.toshiba/jp/recruit/corporate/newgraduates.html |