【学生の人数】1人【面接官の人数】6人【面接官の肩書】20年目の営業の方/18年目の営業の方/25年目の人事の方/20年目の総務の方/20年目の営業の方【面接の雰囲気】全員部長クラスの面接官で、かなり緊迫した空気感で大変緊張した。特に雑談もなく、さっそく面接が始まったという印象。終始固め。【学生時代に力を入れたことを教えてください。】私が学生時代に力を入れたことはゼミでの取り組みです。私のゼミは、Project Based Learningという、実践研究型のゼミです。具体的には、意思決定論を学習するゼミですが、その中で実際の企業と共同で企業の経営課題を発見し、それを解決していくという経営に実際に関わりながら研究を行う特徴のあるゼミです。私は、長崎市内に存在する建築会社をクライアントに持ちました。その企業と、実際に社長や経営陣の方とお話を進めていき、意思決定プロセスや会計的な面での企業研究を進めていきました。その中で、企業のPR方法や販促方法に問題があるという事が分かった為、マーケティングの面から戦略を練り直していくといった方法を採りました。実際に私たち学生が、企業のHPを分析ツールを使って解析したり、長崎市内の所得層をエリアごとに統計を取り、効果的なポスティングを提案を行ったりしました。社長のご厚意もあり、全面的なサポートの元、経営課題の解決にあたりました。結果としては、実際に戸建て住宅の新規着工を得る事が出来たうえ、HPの訪問客も800%増となり、ポスティングによる問い合わせも15倍に増えるなど、実際にかなり大きな効果を得る事が出来ました。結果として、私達のチームはHPの訪問者数と訪問時間を大きく改善させ、HPから顧客を獲得する下地作りを行う事ができました。【あなたが日本ハムで通用すると思う強みを教えてください。】私が日本ハムで通用する強みは2つあります。1つは「提案力」です。私は、中学校で生徒会長、大学のゼミでは先ほどお話ししたように企業の方へ経営課題改善のご提案などを行ってきました。私は、中学校を○○学校という中国・大連という都市の海外日本人学校で過ごしてきました。その中で、どうしても日本人というコミュニティのみで交流が行われてしまい、せっかく中国に滞在しているにもかかわらず現地の中学生たちとのコミュニケ―ションが一切行われていなかったという状況がありました。そういった中で、生徒会長として取り組んだことは現地の中学校との交流行事です。こちらから現地の中学校に訪問し、日本の文化をこちらから紹介し、実際に片言ではありますが中国語や英語でコミュニケーションをとり交流を行いました。この提案により、現地の中学校との結びつきが生まれ、以降毎年交流行事が行われるようになりました。このように私には、実際に問題や課題を発見し、それに対する解決策やアイデアを提案し実行する力があります。二つ目は「傾聴力」です。私は、その中学校でもう一つ応援団長をしていました。その中で私は「人の声に耳を傾ける」という事の重要性を知りました。○○学校は、実際は幼稚園~中学生までの幅広い年齢層が在籍している学校です。そこで行われている体育祭は、実際に幼稚園児から中学生まで参加するのです。それを2グループにまとめ、応援練習や競技の指導を行っていくのが応援団長になります。最初はかなり大変なこともありましたが、進めていくうちに小さい小学生の意見も聞くこともあれば、中学生たちのアイデアにも多く触れる機会がありました。勿論先生方ものアドバイスも聞くこともありますので、本当の意味で幅広くいろんな人の意見やアイデアに触れることが出来ました。そういった中で組の団結を深めたり、競技に勝つにはどうしたらいいか、と考えるなかで周りの意見をしっかりと聞き、出来る限り活動に反映させることがモチベーション向上のきっかけになると気づき、実際に実行していきました。徐々に組の団結は高まり、体育祭でも優勝することが出来ました。中学生時代の経験ではありますが、これは現在の私にもしっかりと刻まれている貴重な経験です。この経験から私は、人の意見を聞くことが大切であるという事を知り「傾聴力」を高めることが出来ました。この2つの力は、御社で働くうえでも大変重要であると認識しております。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】上記の質問以外にも、資格(TOEIC、簿記の取得の有無)、ESだけではなく履歴書に書かれている志望動機や強み弱みなども根掘り葉掘り聞かれる。評価されたと感じたのはやはり芯がぶれていなかったことではないだろうか。言葉に詰まったり考える時間はかなり多かったが、実際に話す言葉は芯を通した。やはりそれもしっかりとくみ取ってくれたと感じた。
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