22卒 インターンES
総合職
22卒 | 京都工芸繊維大学大学院 | 男性
-
Q.
研究のテーマ(200)
-
A.
広帯域な波長帯でレーザ光を制御可能な小型レーザ素子の開発 続きを読む
-
Q.
研究の内容(1200)
-
A.
【研究背景・目的】 レーザは医療・化学・環境・工学など様々な分野における分析装置の光源としての利用や、光通信・照明・ディスプレイなどの民生分野での利用と幅広い分野において応用されています。例えば、化学分析において、様々な波長のレーザ光を対象物に照射・解析することで、その対象物に含まれる成分の検出が可能です。そこで、レーザ素子の小型化と幅広い波長のレーザ光を自在にコントロール可能な高性能化を同時に達成することで、より高精度な分析をより手軽に行えるようになり、様々な分野の発展に繋がると考えています。しかし、そのような小型かつ高性能なレーザ素子は未だ実現されていません。そこで、小型かつ高性能なレーザ素子の開発を目指しています。 【研究内容】 私はこの二つの課題解決に適したアプローチとして有機材料に着目しています。無機材料に比べ、有機材料は種類が豊富かつ安価で、柔軟な材料であることから加工が容易であり、小型化にも適しています。そこでグルコースという有機材料に着目し、作製したサンプルの発光特性を調査し、高性能化の可能性を模索しています。 【取り組み状況】 現在、波長可変レーザは利得媒質の交換が可能な波長可変共振器に、随時所望の波長帯域に 利得をもつ利得媒質を挿入するという手法を用いることで実現しています。しかし、産業化を視野に入れると、利得媒質を組み替える装置が必要になり大型化してしまいます。そこで、単一の媒質で広帯域に利得を有することが必要です。しかし、未だ、可視光域の限られた波長帯域でしかレーザ動作は確認されていません。そこで、私は可視光全域でのレーザ動作を実現すべく新たな材料の創出を目指しました。有機レーザ以外にも、有機EL、有機太陽電池などの有機エレクトロニクス分野における先行研究を調査しました。その中で、グルコースという有機材料が可視全域に及ぶ広帯域な利得を有し、私の研究目的を達成するうえで適していることを見出しました。作製方法は非常に簡単で、純水に溶かしたグルコースを電子レンジで温めることにより、広帯域に発光するデバイスが得られます。しかし、その特徴として粘性が高く、触れるとべたついてしまい、デバイス化を考慮した時に実用的でないという問題がありました。そこでグルコースの薄膜作製時に、水の量を調整することでその粘性問題の解決を試みました。しかし、水の量を誤ると、グルコースの光学特性が変化し、所望の波長範囲でのグルコースの発光が弱くなりました。そこで私は、グルコースの濃度と水の量を細かく条件を振ることで相関関係を調べ、べたつかない所望の発光特性を持つグルコースのサンプルの作製に成功しました。今後はこの成果を、実際にレーザ光波長をコントロール可能なデバイスに組み込むことで、小型かつ高性能なレーザ素子の実現を目指しています。 続きを読む
-
Q.
セールスポイント(200)
-
A.
私の強みは、新たなことに挑戦し、目標を設定してそれに向かって継続できることです。私は、大学入学当初、運動不足により人生で一番太っていた時期がありました。そこで、自己管理能力をつけるためにもジムに通い、筋トレを始めることを決意し、当時22%だった体脂肪を半年で10%まで落とすことを決意しました。トレーニングと食事に気を配り、粘り強く継続することで目標の体脂肪まで落とすことに成功しました。 続きを読む
-
Q.
得意科目
-
A.
英語です。高校生時代の英語の先生が熱心であったことと外国人講師を招いたグループワーク授業などで生の英語に触れる機会が多かったからです。 続きを読む