【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】入社5~6年目の人事の方【面接の雰囲気】普段であれば1次面接はグループ面接(学生2名~3名程度、人事1名)だということですが、今回は1対1の面接となりました。初めはリラックスした雰囲気で始まりましたが、面接終盤にかけて鋭い質問が増え、やや緊張感のある雰囲気になりました。【入社後、どのような社会人になりたいですか。】10年後の社会人としての自分ということで言えば、どこかの誰かに必要とされる人間、社会人になっていたいと思います。非常に極端な話で言えば、明日、もし自分が勤めている会社が急に倒産してしまうようなことがあったとしても、もしくは、何らかの理由で自分が会社をクビになるようなことがあったとしても、どこかの誰かに「自分の会社に来てみないか」といった期待をされるような資質や魅力を兼ね備えた社会人になっていたいと思います。これからの日本ではAIの技術がさらに進歩し、今ある職業のおよそ半数はAIによって代替可能であるともいわれています。そんな時代であるからこそ、何か1つでも良いですが、誰にも負けることのないような能力や技術を持ち、「自分でなければ出来ないこと」を見つけることが大事であると考えます。そのためにもまずは最初に入社した会社で多くのことを学び、知識や技術を身に着け、少しぐらい時間がかかろうとも、周りの人から信頼される、認められる社会人になれるよう努力したいと思います。【「働く」ということは何だと思いますか。】あくまで今の自分の考えですが、「働く中で自分自身が成長し、やりがいや達成感を感じるため」に働くのだと思います。私自身、何かをおこなう際には「自分がどれだけ成長できるか」を意識しています。大学1年次から現在まで、都立高校運動部の外部指導員を務めていますが、週に3日程度の活動に参加しなければならないということで、学業との両立には大変苦労しました。また、外部指導員としての活動はボランティアであったこともあり資金面でも苦労をしましたが、そんな中でも外部指導員を続けることができたのは、自身の成長と、成果を上げることができた際の達成感を大きく感じたからです。まず、個々の部員の能力を最大限に伸ばし、いかにチーム全体としての成果を最大化させるかを考えるにあたって、部員とのコミュニケーションは不可欠でした。各部員がどのようなことを考えていて、どのポジションに適性があるか等を判断するために、些細な行動や言動にも気を配ることは欠かしませんでしたが、その影響で、相手の立場に立って物事を考える力を伸ばすことが出来ました。また、練習環境を整え、部員が快適にプレーに集中できるようにするため、OBの皆様への寄付を呼びかけ、練習にご参加いただくための呼びかけも積極的におこないました。結果的に例年の3倍程度の寄付が集まり、多くのOB方に練習にご参加いただけたことで、部全体の士気向上、練習の活発化につながり、私自身としても、行動力が身につくなど、随所で成長を実感しました。結果的に部としての戦績にも成果が表れ、そのことは自分の中で大いにやりがいとなりました。私自身が社会人になり、働くことになってもやはり、働く中で自身が成長し、出た成果をやりがいに感じ、達成感を感じたいがために働くのだと思います。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】大学3年生の2月ごろに面接を受けましたが、私自身、就職活動をはじめてから初めての面接でした。そんな中で「落ち着いて、自分の考えを面接官に伝えることができたこと」「回答に困るような抽象的な質問に対しても具体的な事例を交えて回答することが出来ていたこと」「面接の最後にしっかりと質問をすることができていたこと」は面接後のフィードバックで評価された点であり、面接中においても評価されたと感じたポイントでした。
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