副専攻として『地域創りリーダー養成プログラム』を受講し、柔軟性を身につけました。大学3年生の1年間、大学周辺に住んでいる主に高齢者の住民を対象に異世代間交流イベントを企画・運営していました。私は福祉班に所属し、班の活動目的を「地域における異世代間交流の場を提供する」ことと定め、地域を活性化するための活動を行っていました。イベントは毎回趣向を変えたものにし、参加者に楽しんでもらえるよう工夫していました。昨年の12月には最後のイベントであるクリスマスイベントを開催し、ケーキ作りなどを行いました。授業の担当の先生からは、これまでの活動の集大成として「もっと皆が主体的にリーダーとしての役割を果たしてほしい」と言われました。今までは参加者に自由に参加してもらっていたため、最後のイベントは私たちがリーダーとして仕切りつつ、楽しんでもらおうと考えました。私は司会を担当し、全体の様子を見つつ参加者を誘導し、進行していきました。時間を意識し、誘導しながらも楽しんでもらえるよう心がけました。ケーキを作る手順を説明していく際には指示を待てずに先に進んでしまう参加者もいましたが、楽しんでもらうことを優先し、無理に誘導するのではなく、ゆるやかに誘導することにしました。また、耳の遠い方には隣に座って会話の流れを伝えするようにし、その方が話の輪の中心になって話すことができるよう促しました。すると、その方は嬉しそうに話し始め、私も嬉しい気持ちになりました。イベント後には参加者の皆さんから「ありがとう」「今回も楽しかったよ」などの声をもらい、無事時間内に終えることもできました。このプログラムの「世代間交流の場をつくることによって地域を活性化させる」という目的も達成できました。貴社に入社した際もこの経験から身につけた柔軟性を活かし、より多くの学生や企業のニーズに応えていきたいです。
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