【学生の人数】5人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】5年目の社員・関西支社の副責任者【面接の雰囲気】とても穏やかな面接でした。面接官からの質問に回答する学生に対してツッコミを入れたり、冗談を面接官同士で言い合ったりと、学生の緊張をほぐす工夫が面接のあちらこちらにちりばめられていました。【大学時代に、学業の面で一番力を入れたことについて教えてください。】大学二年生のときに参加した、模擬裁判による法心理学の実験プロジェクトの成功に尽力したことです。「取調べの可視化に伴う映像媒体の心理的影響」がテーマの研究で、学生リーダー(裁判長)を担当しました。裁判長は「裁判員の話し合いを円滑に進めること」が職務です。しかし、最初のころはどうしても知識や経験が圧倒的に不足していた為、うまくいきませんでした。そこで、刑事手続きに関する事項を勉強し直すとともに、評議におけるスキルを向上させようと、ボランティアを募り様々な事例の練習を繰り返しました。その結果、外国で行われた実験結果が日本人にも当てはまること、日本で導入された取調べの可視化には、映像媒体が冤罪の要因になる可能性があるということが分かりました。今後の発展としては、取調べの内容の提示方法(反訳・音声・映像)の違いにより、評議の結果に変化はあるのかについて検討することが必要であると考えています。【大学時代に、学業以外で一番力を入れたことについて教えてください。】アルバイト先の学習塾において、中学生を対象とした新たな授業の仕組みの提案とその運営に取り組んだことです。私の職務は、社員の方に新たな仕組みを提案し、その提案を現場で働くアルバイト講師たちと運営していくことです。どのような授業形式が現代の中学生に対して最も効果があるのかを社員と一丸となって考えました。その過程において「講師が授業と進度管理の両方を行うためにどちらもおろそかになっている」という問題点を発見しました。そこで、これらを分業して行うことを提案し、中学生に対して映像授業を取り入れることにしました。その結果、9割以上の生徒が成績を上げ、「勉強すること」に対して前向きになることができました。生徒の成績だけではなく、人間性にまで影響を与えたことが、熱心に取り組んだことです。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】就活の定番質問のみだったので、事前に繰り返し練習したことが報われました。自身の行動の動機や具体的なこと、その結果について詳しく語ることができたてんが評価されたのだと思います。
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