1次面接
【学生の人数】4人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】10年目以上のエンジニア【面接の雰囲気】すごく朗らかな方で、あまり緊張せずに話せる方だった。面接を始めるときに、面接官が「私も面接2年目の者で実はやり方を模索中なのです」とおっしゃったときに、他社の面接でありがちな「面接官に上から監視されている」という感覚がなくなった。学生と面接官が対等な雰囲気を醸し出していた。【学生時代に苦労した経験、またそれをどう乗り越えたかをエピソードを交えて教えてください。】私は大学3年生の時に、児童館で3~5歳児15名とその両親に対して英語の教育プログラムを企画・実行する経験をしました。そのプログラム自体が初めての経験らしく、何も前例がない状態から企画を作り上げるのに苦労しました。そのプログラム自体には私も含めた3人で携わったのですが、児童をいかにして『飽きさせない』かを考えるのに苦戦しました。当初は歌や動物当てクイズなどの「児童がずっと座っている」アクティビティを多く取り入れていましたが、いざ児童数人を呼んでリハーサルしてみると親にぐずる様子が散見されました。そこで初めて児童の集中力は長く持たないことを知ったのです。どうするべきか児童館の先生に聞いたところ、プログラムに「児童たちが動き回る」ことを取り入れるといいというアドバイスを頂きました。そこでプログラムを見直し、「児童が座っている」アクティビティの合間に、ダンスや走り回るなどの体を動かす時間を多く取り入れることにしました。その甲斐もあってか、本番では児童達とその両親を終始飽きさせずにプログラムを実行することができました。【あなたが、時間が経つのを忘れるほど熱中した経験があれば教えてください。】私が時間を忘れて熱中した経験は、楽曲をアレンジした楽譜執筆です。私は大学でピアノサークルに所属しており、ピアノが非常に上手なサークルの先輩とピアノの連弾の機会を頂きました。その先輩と私がゲームの趣味が合うということもあり、とあるゲームのピアノアレンジの連弾の楽譜を書き、それを実際に演奏することになりました。私は楽曲を聞きつつその音を楽譜に書き起こすという手法を取っていたのですが、元楽曲で流れるトランペットやドラムの音やリズムをどうピアノで表現するかを考えるのに時間を費やしました。また、元楽曲からメロディーをそのままコピーしても楽曲の魅力を十分に再現できないことも多く、その場合は実際にピアノで演奏しながらメロディーをアレンジしていきました。そのような作業は日を跨ぐことも多かったですが、徐々に楽譜が完成していくたびに「曲が徐々に自分自身のものになってゆく」という感覚を味わうことができ、時間を忘れてその作業に没頭することができました。また、完成した楽譜を先輩と共有し、よりよいアレンジに仕上げていくことも苦にならなかったです。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】エンジニアという仕事の特性上、長時間一つのことにうちこむ時間はやはり出てくる。確かにエンジニアは他のエンジニアの方々との打ち合わせなどの時間が大半を占めるが、プログラムを打ち込む時間など、集中力が求められる場面はやはり出てくる。面接を通じて、集中力があることが面接官に十分につながったのかもと感じている。
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