最終面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】二人とも不明【面接の雰囲気】非常に穏やかで、夕方遅い時間の面接であったにも関わらず、とても親切で話しやすかったです。移動手段などの雑談から入り、面接途中でも時折雑談をして笑ったりしていました。【なぜ今の研究テーマを選んだのか教えて下さい。】私は自身の研究テーマを選ぶ際に、いくつか各研究室の研究内容について話を聞きましたが、それら研究分野に関してあくまで素人の私は、話を聞いても研究内容について具体的なイメージを浮かべることはできませんでした。ですので私は、どういった研究をしているのかではなく、その研究はどういったことに役立つのか、という点を重視しました。私が今行っている研究である窒化アルミニウム結晶の高品質化は、実現できると紫外LEDの実用化に貢献できます。紫外LEDが実用化できると、例えば医療器具の殺菌や、汚染水・空気の浄化などに応用が期待されています。その他、皮膚疾患の光線治療や、プリンターなどのオフィス機器にも貢献できるため、紫外LEDはあらゆる分野において期待されています。こういった特定の分野ではなく、必要に応じてあらゆる分野に貢献できるという点に魅力を感じたため、私は現在の研究テーマを選択しました。【医療分野にも関心があるとおっしゃっていましたが、その理由はなぜですか。】私が今の研究室に配属が決まってすぐの頃、弟が額にできた腫瘍を取り除く手術をすることになったと聞かされて、頭に近い部分でしたので大丈夫なのかと非常に不安になったのと同時に、まだ研究室に所属してすぐのことでしたので紫外LEDについてあまり詳しいことは知らなかったのですが、それが光線治療にも利用ができる可能性があるということは聞いていたので、紫外LEDでその腫瘍を治せるのではないのか、と浅い知識の中でふと考えました。これがきっかけで、自身の研究に対して精力的に取り組むようになり、医療分野にも関心をもつようになりました。ただ、医師など直接的に医療に関わるための知識や力は私にはありませんので、自分のもつ知識や経験を活かして電子部品という分野から、間接的にも医療分野・医療技術に携わり、貢献することができればと思っています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】地震の経験や考え、就職後のビジョンなど、自己研究をしっかりとしていたことが評価に繋がったのではないかと感じています。その証拠に、面接では志望理由などはあまり追及されず、自分のこれまでの経験や考えなどについて多く質問され、深堀もありました。
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