【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】約5年目の経営コンサルタント【面接の雰囲気】自分の発言に対して、面接官が感情を表すことはなかったです。また、面接の途中で「まぁ、まだ就職活動は続きますから、がんばってくださいね」と告げられました。ストレス耐性を見られていたのかもしれませんが、困惑しました。【学生時代に力を入れていた活動について教えてください。】サークルの運営に携わった際の経験についてお話しました。注意した点は、ただ自分ががんばった事実や成果を伝えるのではなく、自分のエピソードの特異さや、そこから見える自分の価値観や行動原理のような「内面」を理解してもらいやすいように伝えることです。サークルや学生団体、インターンなどの活動において自分以上の結果を残し、面接でそのことをアピールする方はたくさんいるのではと考え、「自分を他者と差別化するためにはどうすればよいか」、ということを第一に考えました。私は、「高校で授業をする」という変わった経験に恵まれたので、そのエピソードにおいて、自分がどのような目的意識を持って行動を起こし、どのように課題に取組み、目標を達成した結果、どのような成果や学びを得られたか、を丁寧にお話しました。【あなたの長所を教えてください。】「2つの強さ(『好奇心の強さ』と『粘り強さ』)を兼ね備えているところ」と答えました。シンクタンクとしての野村総研のクライアントは民間企業から官公庁まで様々であり、また、その業務は調査から経営課題の解決まで多岐に亘ります。好奇心の強さをアピールすることで、どんな職務であっても関心を持って積極的に臨めることを伝えようと考えました。また、野村総研でのハードな業務内容・量にも耐え、成果を出すまで粘り強く仕事に取組めることを、過去の自分の経験を交えながら話しました。注意した点は、印象に残りやすいように伝えること、要点を簡潔に伝えることの2点です。前者は「2つの強さ」とキャッチーな表現を用いることで、後者は言葉を短く区切るよう意識して話すことで、クリアしました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】「論理的思考力」と「対応力」を見られていたと思います。私が何か発言をするたびに、面接官から「なぜそう考えるの?」「その根拠は?」と追求されました。また、ESの設問(企業の経営課題を挙げ、原因と解決策を論じるもの)については、自分がESで提示したもの以外の解決策をその場で複数答えさせられました。「こういう条件が加わったら、どう考える?」や「他に解決策はない?」などイレギュラーな質問が多く、とっさの対応力や頭の回転の速さを見極められていたのだと思います。
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