【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】担当部長/取締役部長【面接の雰囲気】企業との連絡するためのメールでも文面から丁寧な印象を抱いていましたが、面接官も二人とも丁寧で優しい方で、口調も物腰の柔らかい感じでした。面接が始まる前に、会社説明会を行いましたが、そのときに私が出した質問を明確に答えていただきました。一方で面接が始まったときは、私のことをしっかり知ろうという気概も感じました。【なぜあなたは専門とは関係ないIT業界に入ろうと思ったのですか?】IT技術で作られたシステムがあることによって、助けられたと感じる瞬間があり、その開発に携わることで社会に利益をもたらしていきたいと思ったからです。私は個別指導塾の塾講師のアルバイトをしています。普段は対面式で授業をしていますが、コロナウイルス感染者が増加したことで緊急事態宣言が発令されたとき、対面式で授業をすることができなくなり、会議アプリで授業をする方針に切り替えました。その結果、生徒の触れ合いや学習習慣の維持に貢献しました。これができたのはそのシステムがあったからだと考えており、このシステムがなければ生徒たちは勉強しなかったと思います。このことから、私も社会で働く人のためのシステムを作っていきたいと考えています。【あなたの長所は何ですか?】私は好奇心をもって取り組むことができます。論文やポスターを書く際に、自分の研究の価値を伝えるために、他の研究の論文を読んでまとめたり、また、どのような構成で書いていけば読者が理解されるのか、フレームワークを考えていったりすることで、色々な方に評価されることがありました。具体的には、国際会議に参加するために、私の研究に関するポスターを制作することがありましたが、「自分の研究は他の研究とどのように違う価値があるのか」「どの実験結果を提示したら印象に残るのか」を考えながら作っていき、時には研究室の先輩の方に相談していきました。その結果、ポスターに興味を持って下さる方々が多くなりました。この長所を利用して、御社でも仕事に好奇心をもって取り組んでいきたいと思っています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】プログラミングの勉強を独学でしていたこと、そして、専門を辞めてまでデータサイエンス分野をやっていきたいという熱意を自信持って伝えられたことが評価されたと思います。IT業界に関する知識を問われることはないが、持っていたら面接官が興味を惹かれる場面があったので、本やネットで勉強していた方が良いと思います。ちなみに、本来は30分くらいで面接が終わる予定だったのですが、60分~90分も面接が続きました。それぐらい私が入社するのにふさわしいかどうかを見極めようとしていたと思います。
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