【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】志望する部署の人が面接に参加していた。雰囲気はそれほど堅くはなく、面接官の方が興味を持ってこちらの話を聞いてくださっている印象だった。【日立製作所を志望した理由】日立製作所を志望した理由は、エネルギー問題を解決したいという想いがあるからです。大学の授業でエネルギー問題について専門的に学ぶ機会が多くあり、その中で日本のエネルギー需給率が低く、発電時の二酸化炭素排出量が他国と比べて多いことに危機感を持った。この問題を解決するためには原子力発電の活用が不可欠であるが、原子力発電には安全性の問題があり今後も技術を高めていく必要がある。日立製作所はBWRの進化型であるABWRや、SMR,RBWRといった新型炉の開発にも意欲的であり、今後の原子力発電の発展において最も有望な会社だと思います。私も大学で学んだ知識を活かして、原子力発電の発展によるエネルギー問題の解決に貢献したいと考え、御社を志望しました。【原子力発電が社会に認められるにはどうすればよい?】(正直なところ、この質問は想定しておらず、かなり動揺した。)私は原子力を認めてもらうには2点やるべきことがあると思います。1点目は無事故運転の継続です。福島第一原発の事故まで、原子力発電が認められてきた背景には、それまで事故を起こすことなく運転してきたという実績があったからだと思う。これから先何10年も無事故運転を続けることで自然に受け入れられてくると思う。もう1点は新型炉の開発である。これまでの原子力発電の方法と比べてより事故時のリスクの低い新型炉が現在開発中であると聞いた。こういった新型炉を慎重に開発していくことに加え、その安全性を世の中にアピールすることで、これまでの原子力発電とは違うということをアピールし、イメージを刷新できると思う。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】志望動機については、なぜエネルギー部門なのか、そしてなぜその中でも日立製作所なのかということを理詰めで話したことが評価されたように思います。
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