【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】不明【面接の雰囲気】女性の面接官でした。非常にフランクな話し方だったので、面接経験が少ない私にとっては落ち着いて臨むことができました。【人とコミュニケーションをとっていく上で大切だと思うことを3つ挙げてください。】私がコミュニケーションをとる上で大切だと思うことは、まず、相手の立場にたってお話をすることだと思います。自分の都合で意見を一方的に押し付けても、相手からしてみれば迷惑なだけですし、一緒に働きたいと思ってもらえません。次に大切だと思うことは、相手にしっかりと感謝の気持ちを伝えることです。なにかをしてもらったときなど、しっかりと感謝を伝えることによって次の仕事に繋がっていくと思います。3つ目は相手が求めてくるもの以上のものを提供するということです。ただ相手の言われた通りのことだけをやるというのは、ビジネスの世界では次のステップに繋がらないと思います。しっかりと付加価値をつけていくことで、相手の満足度は非常に高いものになり、非常に重要だと思います。【研究内容について素人にもわかりやすく説明してください。】私は、無線コネクタの研究を行っております。非接触インタフェースの高速化手法として、伝送路間のクロストークを信号伝送に利用した伝送線路結合器を用いた非接触インタフェース技術があります。伝送線路上に分布して存在する容量結合と磁界結合を介して信号が伝送されます。適切に設計することで、従来の伝送線路同様にインピーダンス整合を行うことができます。インピーダンス整合により信号反射を抑えているため、広帯域特性を持ち、ベースバンド信号をそのまま送受信することができます。従来の信号変調を用いた無線接続方式と比べ、信号の変復調が不要であり、必要な回路素子数も少ないという特徴もあります。課題としては大きく分けて2つあります。1つ目は具体的な製品に応用していく中で結合器をどのような形状にするかです。結合度と結合器の面積はトレードオフの関係なので、基板のベタグラウンドを抜いて結合度を大きくする工夫が必要です。また、360度見渡せる防犯カメラなど回転する機器に対応する結合器の形状も考えられています。2つ目は車載応用していく中でどのようにして電磁両立性(EMC耐性)を高めていくかです。これはFPGAを用いることにより耐性を高める研究をしています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】Sierの業界についてはわからないことだらけだが、それを正直に話し、しっかりと自分の持っている強みなどを話すことができたことが評価されたポイントだと思います。
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