所属するフットサルサークルで下級生の練習参加率向上に貢献した。当時は15人ほどいるはずの下級生が、4,5人しか練習に参加していない状況が続いていた。自分に関わる人が楽しさや心地よさを感じていてほしいという思いと、このままではサークルの存続が危ういと感じたことから、参加人数を増加させることを目指した。そこで、同じく危機感を持っていた幹部数名たちとどうすべきかについて話し合った。私は以前に先輩方がフランクに話しかけてくださったことで入会を決めた経験から、現在は同期が固まって話してしまい下級生とのコミュニケーションが少なくなっており馴染みにくくなっていることが原因だと考えた。そこで下級生とコミュニケーションを積極的にとるように提案し、同期の賛成を得た。具体的な取り組みとしてはまず、飲み会を多く行うことで練習にあまり来ない人との交流を増やした。次に、練習に来てくれた下級生が馴染みやすくなるよう話しかけたり輪に入れたりするようにした。私はそこで、他の同期が動きやすいように自分から下級生に話しかけることを意識した。というのも私は普段は自分から積極的に話しかける性格ではないので、それを見た同期が触発されることを期待していた。その期待通り、幹部以外の同期も固まらずにコミュニケーションをとるようになってくれた。その結果、同期の協力もあり、行動を始めてから5か月後には参加率が上昇し、10人以上が参加してくれるようになりそれをキープできるようになった。また、私自身は後輩ともコミュニケーションをとることが増え、サークルの居心地がさらに良いものとなった。この経験から、当事者視点で物事を考え課題を分析することの大切さや自分が考えていることを行動に移すことで周りに影響を与えることができるということを学んだ。
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