21卒 本選考ES
技術職
21卒 | 山形大学大学院 | 男性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
私の研究室では原子間力顕微鏡(AFM)を用い、高分子を分子鎖レベルで観察し、構造を明らかにする研究を行っています。私は、分子鎖を伸長させて基板に定着させる、Molecular combingについて研究しています。具体的にはマイカ基板をpoly(n-nonyl acrylate)溶液から引き上げることで検討を行っております。PNAの様な合成高分子では、コーミングは起こらないというのが定説であったのですが、実験を幾度も行い、ついには合成高分子でのコーミングの起こる条件を割り出すことが出来ました。九月には高分子学会にてポスター発表を行いました。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私の強みは周りを見る力があることです。私は大学でジャグリングサークルの会長を務めていました。文化祭でいつもより大きな舞台で、普段行わないグループでのパフォーマンスを行うことになりました。例年通りに、サークルの活動が終了したころに部員で集まって意見交換をしたのですが、学年同士の溝が感じられ意見が上手く纏りませんでした。そこで私は合宿や食事会を企画していつもよりフランクな雰囲気で意見の交換をしようと考えました。また、お互いの意見を否定するのではなく尊重しつつも自分の意見を言うように心がけました。なかなか話し出せない後輩に対しては自分から話しかけました。以前より纏りと余裕が感じられ、滞っていた意見も簡単にまとめることが出来ました。結果前代表の方や部員から賞賛の声をいただくとともにパフォーマンスも成功しました。私はこの経験を生かして仕事でも周りをよく見て業務をスムーズに行いたいと考えております。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
私が最も打ち込んだことは研究活動です。私は合成高分子であるPoly(n-nonyl acrylate)を用いて分子鎖を伸長させて基板に定着させるMolecular combingについて検討するというテーマで研究を行っています。このテーマは研究室で代々引き継がれてきたのですが、私の代に実験方法を一新させたため、前情報はあるもののほぼゼロからのスタートでした。はじめはコーミングが起こりにくく再現性も低い結果だったのですが、関連した論文を読んだり、公開されている論文にはない細かい情報を教授から聞き、研究室の同僚と週に一度ほど議論を行いました。そしてそれをもとにして、細かい条件を振り、粘り強く実験を行った結果、ついに分子鎖が伸長して観察されました。私は、この経験をもとにして粘り強く物事に取り組むことと、ほかの人との協力の大切さを知ることができました。仕事でもこの経験を生かして取り組んでいきたいと考えています。 続きを読む