大学で行った「風力発電装置の設計」です。学業の欄でも述べた通り、小型風車の設計を3人グループで行いました。特に苦労して成し遂げた点は3つあります。1つ目は、構造に関する計算です。風車の回転軸では構造力学の知識を使い、軸にかかる力の要素を考慮しながら手計算する必要がありました。グループ全員で計算して答えを確かめ合ったのですが、符号が逆になったり全く違う答えになったりしました。そこで、仲間と復習して覚え間違えているところを見つけ、認識を統一させることで3人とも同じ答えを導き出すことができました。2つ目は、風車の特性に関する計算です。風車が効率よく発電できるように計算するのですが、風車の形状や材質を変えると計算値が変わるため何度も計算する必要がありました。私は、表計算ソフトを用いることを提案したところ、データを共有し効率よく進められました。3つ目は、カットアウト機構です。今までに学んでない分野だったので、皆で文献を参考にしながら一番安くなるような方法を考えました。必要な部品を書き出し、加工しやすい形状を話し合いコストを抑えました。その結果、要求仕様を満たす風車を設計することができました。
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