エンジン作りの授業で経験した困難や失敗から反省し、皆で挽回した「課題解決力」と、その失敗から学んで、別の分野で反省を活かした経験を基に、チームの一員として革新的な製品を生み出したいです。3年生の1年間を通して、班で設計製図から加工作業を行い、エンジンを作る授業がありました。前期の頃に、意見のすれ違い等で、仲間同士の不和が発生してしまいました。そのため、後期の前半まで進捗状況が増々悪化して瓦解しかけたことがありました。しかし、後期の後半から話し合って、互いに仲直りをしてチームを徐々に皆で再建していきました。残り短い期間の中、実験や課題・ゼミナール等寸暇が無い程とても忙しい状況でもエンジンを、試行錯誤を繰り返してようやく形にして完成することができました。結局エンジンは動きませんでしたが、最後まで苦しくてもやり遂げたことはとても自分にとっての成長の糧となったと思っています。私は、これらのことから、前期でのエンジン班の出来事の元凶である、チームリーダーのやり方や失敗を他山の石としました。後述の3年生後期のゼミナールなど、これも班で環境問題について調査・発表を行う科目でリーダーになった時、独りよがりなトップダウン体制にならないように風通しと互いの意見を尊重し、取りまとめることを心掛けました。この経験から、私は仕事を行うときは一人一人が、「モノ」を形作る構成部品でいう歯車やネジの一部のような存在であり、また仲間もそうであるという信念の基、そして何よりも楽しく業務に励んで、顧客や社会に企業に貢献して、技術者冥利に尽きるように働きたい所存でございます。
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