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「やってみな、分からんやん!」の精神からくる、挑戦していくバイタリティの高さです。私は「まず行動しなければ何もつかめない」と考えています。学生時代では、全国学生英語スピーチ選手権、学童保育のボランティア、アパレル販売員、漫才選手権、学園祭実行委員会等、様々な事に果敢に挑戦していきました。また、単に挑戦するだけではなく、困難に直面した際に努力を重ねる負けん気の強さも持ち合わせています。その中でも最も私の強みが発揮された経験は、「留学生との信頼関係構築に挑戦した共同研究」です。
当初、挑戦しようと思った一番のきっかけは、将来は海外に挑戦したい私にとって、絶好の語学力向上の場であったこと、天然素材から電池材料を開発する斬新な研究テーマに魅かれたことでした。その一方で、文化や言語に苦戦し、研究以前の状態が続きました。その原因に悩む中で、母がいつも言っていた「人に教えてもらうときは素直に。そこに年齢は関係ない」という言葉を思い出しました。そこから信頼関係が構築できない一番の原因は、自分の「責任力の強さ」で、改善するには「誠実さと素直さ」が必要だということが分かりました。それからは弱み克服の為、相手の言語や文化を受け入れる姿勢、強がることなく素直に意見を言う姿勢を示すことが課題と考え、1.絶対に日本語以外使わず、留学生の英語を録音、暗記して理解する。2.毎日、お互いの意見や考えを30分共有する場を創っていきました。2年間地道に向き合っていくことで、留学生も次第に日本語で話そうとする姿勢や、時には自分の意見を図や絵で私にわかりやすいように伝えてくれる姿勢を示してくれるようになり、「求める、求められる」信頼関係を構築する事ができました。これ以降は摩擦が生じることもなく研究が進行し、結果として論文発行につなげることができました。この経験を通して、「弱みに向き合うことの大切さ」、「コミュニケーションは言語だけではなく、伝えようとする想いの大切さ」を学ぶことができました。
10年後の将来像
「社内シェアNo.1!」
10年後の目標は、「一番信頼されている社員」になり、大勢のメンバーを巻き込んで、「世界シェアNo.1製品」を創り出すことです。具体的には技術職、営業職、お客様といった全ての関わる人々に鳥居良紀と一緒に「仕事がしたい」と思っていただけることが理想だと考えています。そう思った一番のきっかけは、大学院時代に留学生との共同研究を経験して、「様々な価値観を持った人々と「信頼関係」を構築することによって新たな価値は生まれる」と学んだからです。
私が掲げる将来像を実現するためには、より「誠実さをもって素直に行動していく」ことが必要だと考えています。私は、「やってみないと分からんやん!」と果敢に挑戦していく一方で、「責任力が強い」弱みがあると感じております。実際に留学生との共同研究においても、自分ならできると考え、素直に相談しなかったことが原因で摩擦が生じ、信頼関係構築ができず、研究が進まなかったことがありました。その課題を解決するために、2年間自分の弱みに向き合うことで、今までにない「求める、求められる」深い信頼関係を構築することができ、結果として新規素材開発に成功し、論文発行に至ることができました。今では、1人ではなく、チームとして助ける、助けられる関係を築かなければ、本当にお客様の求められる製品は創り出せないと確信しております。そのために貴社の環境でも、自分の考えを持ったうえで、「誠実さをもって素直に行動していく」ことを大切にし、多くの事を先輩社員に学ばせていただきながら、弱みを強みに変えていけるよう日々成長していきたいと思います。
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