-
Q.
研究内容を教えてください。(250字)
-
A.
磁石と強誘電体の複合薄膜の作製という研究に取り組んでおります。磁石は、磁場によって光の振動を制御する性質を利用してDVDデスクのメモリに応用されています。この磁場は電流によって発生するため、熱が同時に発生し、冷却装置が必要となります。しかし、強誘電体との複合体とすることで電流ではなく、電圧による磁場の発生が可能となります。この場合、電圧を利用するため、熱の発生を抑えることができ、省電力につながります。私は、このように電圧によって発生した磁場で光の振動を制御できる省電力材料の開発を目指しております。 続きを読む
-
Q.
自己PRをしてください。(400字)
-
A.
私の強みは目標達成に向けて諦めず、粘り強く取り組むことです。私は、この強みを活かして、再現性の高い実験手法を導き出しました。私の研究は、作製した試料の特性を調べる時、準備として試料に金属の膜を付着させ、測定を行います。しかし、試料の測定結果が有意水準を超えて安定しないことがありました。この原因を究明するために、関連する全要素を洗い出して条件変更と結果確認を行いました。具体的には、試料の作製法、測定装置の故障の有無や金属膜の厚さに加え、付け方についても条件変更を行いました。その結果、試料に金属膜を付ける時、装置の微妙な使い方の違いで金属膜の量が異なり、結果に影響がでることを発見しました。そこで、装置のマニュアルに新しい要素を追加することで結果を安定させることに成功しました。このように、私は、問題に対して粘り強く取り組むことができ、仕事においてもこの強みを活かして、困難を乗り越えていきます。 続きを読む