3年後には10年~20年先を見据えた研究開発に取り組むことができるような人材になっていたいと考えています。今後、現状を踏まえつつ、さらにその先を見定められるような力が必要不可欠になるのではないでしょうか。例えば、数GHz帯の周波数を用いた第5世代移動通信システム(5G)は現在普及しつつあるシステムですが、企業や大学はすでに、5Gの研究ではなく、THz帯さらにはSub-THz帯を用いたBeyond 5Gや6Gに関する研究が盛んに行われています。そのため、今から5Gに参入することは先駆者の後塵を拝することを意味し、利益といった形での成果は見込めません。したがって、今後の社会で必要になっていくであろうもののパイオニアになる必要があると考えています。
そのためには、御社への入社後は先輩方のご指導の下、主体的に研究開発に取り組み、その中で今後基盤となっていく知識や技術を身につけ、確実に運用することはもちろん、先を見極める際の道具となるような新しい知識や技術も常に吸収していく必要があると考えています。実際、3年という短い期間の中で完全に独り立ちして、目指すような人材になることは難しいと思いますが、御社の充実した環境の中で成長していき、10年~20年先に御社の屋台骨となって支えられるような素材や製品を開発していきたいと考えています。
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