19卒 本選考ES
総合職
19卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
力を入れたこと(500~600)・なぜ力を入れたのか・何をめざし、どのように行動・挑戦したか・何を得たのか・何を実現・達成したのか
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A.
私は大学院での研究に特に力を入れました。私の研究テーマは「簡易分析法の開発」と研究室では全く前例のない分野であり、実験方法から手探りの状態であったため、特に力を入れ、既存簡易分析法の、測定値の客観性欠如という欠点の克服かつ精度の向上という目標の下、研究に取り組みました。実験を進めるには多様な知識が必要だと考え、毎日関連論文や特許、専門書を読む習慣をつけました。その際、自分の研究に関する課題を常に意識していたことで、その解決のためのアイデアを出すことができました。また、アイデアをより洗練するため、先生方や研究室のメンバーと積極的に議論を行いました。さらに、実験で用いる自作検知管の容器として市販のストローを用いるなど、身の回りの物を注意深く観察し、得られたヒントを実験に取り入れました。実験を進めていく中で想定外の結果も多く発生しましたが、培った知識を活かして多数の仮説を挙げ、粘り強く一つずつ検証していくことで原因を突き止め、改良を重ねてきました。結果として、模擬溶液を従来法と比べて5倍程度高精度に分析でき客観性も担保される定量法の開発に成功しました。学会にも積極的に参加し、その成果を発表することができました。私はこの経験から、知的好奇心を高く持ち、常にアンテナを張り幅広いアイデアを取り入れること、多角的な視点でアイデアを出すことの重要性を学びました。 続きを読む
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Q.
志望理由 会社選びのポイント、どんな社会人になりたいか
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A.
一生働き続けられるかという観点の下、2つのポイントで貴社を志望します。1つ目は、業務内容です。貴社は品質や環境分野の分析で培った、化学に関する高い技術力を持ち、AWを支えています。また、分析だけにとどまらず、積極的に技術開発をする姿勢に魅力を感じました。貴社でなら、私が今まで培った化学、材料、環境分野の知識を活かし、やりがいをもって業務に臨めると考えました。2つ目は気軽にお互い相談し合えるような職場の雰囲気です。以前、環境分析室を見学させていただき、大学の研究室に似た印象を受けました。分析部と開発部との風通しも良く、互いに高め合うことができると考えました。貴社でなら、一生働けると確信し、貴社を志望します。入社後は強みである知的好奇心の高さを活かし、様々な視点からアイデアを出せる技術者になりたいです。また、将来的には貴社の知見から新たなテーマを提案し仲間と共にチャレンジしたいです。 続きを読む
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Q.
最も影響を受けた人、物、出来事 なぜ影響を受けたのか・以前と何が変わったか
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A.
私は中学生の頃に読んだ「空想科学読本」という本に影響を受け、科学に興味を持った上、知的好奇心や探求心が高まりました。この本はドラえもんやドラゴンボールを始めとする漫画、アニメにおける様々な超現実な事象に対して、物理法則を用いて科学的に考察するという内容です。中学では習わない法則がほとんどでしたが、アニメが題材ということもあり抵抗なく読み進めることができました。また、それまで私はアニメの世界での超現実な事象を「アニメの世界だから当たり前」と軽く考えていたため、著者の真剣に物理法則を適用しようとする姿勢に衝撃を受けました。既存の枠にとらわれない着眼点、追求していく姿勢、ユーモアあふれる解説に魅力を感じ、影響を受けました。この本をきっかけに、科学に興味を持ち、好奇心や追求心が高まったと考えています。幅広く興味を持ち、掘り下げて考えることは現在の大学院での研究でも役に立っています。 続きを読む